サーチライト・ピクチャーズが贈る最新作『ノマドランド』の特別映像が解禁された。
リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。大きな反響を生んだ原作ノンフィクションをもとに、そこで描かれる実在のノマドたちとともに見つめる今を生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。主演を務めるのはフランシス・マクドーマンド。
今回解禁された特別映像には、クロエ・ジャオ監督や、本作のプロデューサーだけでなく主演も務めた名優フランシス・フランシス・マクドーマンド、3年の月日をかけてノマドと触れ合いながら原作を執筆したジャーナリストのジェシカ・ブルーダー、そして原作にも登場し、映画の撮影にも協力的に参加した一般ノマドのリンダ・メイやスワンキーたちといった、普段は別のテリトリーで過ごす面々が、まるで全員が昔からの顔なじみのノマドのように撮影に挑むメイキング映像や、インタビューに答える様子が収められている。
オファーが来るまでノマドたちの生活の実情を知らなかったというジャオ監督が原作を読んで感銘を受けたことや、原作が発売された年にすぐ独占映画化権を取得するほどノマドの生き様に惚れ込んだマクドーマンドがファーンというキャラクターに深みを与えるために自身のエピソードを役に投影していたという裏話、またリンダやスワンキーがノマドの人生について直接的に言及する様子など、映画に関わったそれぞれの重要人物が映画にかけた希望や並々ならぬ想いを語っていく様子が映し出されていく。
最後に、ジャオ監督は自身が得意とするマジックアワーの圧巻の映像美が映し出されるなか、「広大で美しいアメリカ西部には特別な力があって、あらゆる世代に訴えかける。”あなたは独りじゃない、大きな何かの一部なのだ”と。観る者を励まし、最後に希望を残してくれる」と力強くコメント。孤独の人生を送ることとなった主人公ファーンが、新たなノマド生活で見つけた希望とは一体何なのか。世界的なパンデミックにより、誰もが心細く日々を過ごす今、ファーンが見つけた答えに誰もが励まされる。
特別映像
映画『ノマドランド』は全国で公開中!
監督:クロエ・ジャオ
出演:フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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