村上春樹の短編を濱口竜介監督が映画化『ドライブ・マイ・カー』のティザービジュアルが解禁された。
本作は、商業映画デビュー作『寝ても覚めても』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた黒沢清監督『スパイの妻<劇場版>』では脚本も担当した濱口竜介監督の最新作。妻を失い、喪失感のなかで生きる舞台俳優の家福と、寡黙な専属ドライバーみさき。愛車サーブを通して出会った孤独な2人が、一筋の希望にたどり着くまでを描く心揺さぶる物語。西島秀俊を主演に迎え、三浦透子、岡田将生、霧島れいから実力派俳優陣が集結。
今回、本作のティザービジュアルが解禁された。俳優であり演出家の家福は、愛する妻の音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音はある秘密を残したまま、突然この世からいなくなってしまう――。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、寡黙な専属ドライバーみさきと出会う。悲しみと“打ち明けられることのなかった秘密”に苛まれてきた家福は、みさきと過ごす中であることに気づかされていく…。
ビジュアルは、様々な感情が入り交じった表情で遠くを見つめる主人公・家福(西島秀俊)と、彼の愛車である真紅の「サーブ900」に乗り込んだドライバーのみさき(三浦透子)の姿がドラマチックで印象的なデザイン。「その先にあるものを、僕はまだ知らない。」と添えられたキャッチコピーが、みさきとの出会いで大きく動き出していく家福の運命を予感させ、さらに背後に広がる海と相まってスケール感のある展開に期待が高まる。
映画『ドライブ・マイ・カー』は2021年夏にTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:濱口竜介
出演:西島秀俊、三浦透子、霧島れいか/岡田将生
配給:ビターズ・エンド
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会