女子高生と連続殺人鬼の身体が入れ替わる<ボディスイッチホラー>映画『ザ・スイッチ』の特別映像が解禁された。
本作は『透明人間』(2020)、『アス』(2019)、『ゲット・アウト』(2017)など低予算ながら全米No.1ヒット作品や高品質で新感覚の作品を次々生み出し、ハリウッドを席巻する製作会社ブラムハウス・プロダクションを牽引するジェイソン・ブラムと『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドン監督の強力タッグによる最新作。出演は気弱で冴えない女子高生ミリーにキャスリン・ニュートン。手当たり次第に殺戮を企てる連続殺人鬼をパワフル、かつ、妖艶に演じる。一方、指名手配されている連続殺人犯ブッチャーには演技派俳優のヴィンス・ヴォーン。自らの身体を取り戻すために奮闘する女子高生を愛すべきキャラクターとしてポップに演じている。
今回解禁された本編映像は、恐ろしき、“最悪の入れ替わり(ボディスイッチ)”の幕が開く…中年男の殺人鬼が乗り移ったJKを演じるキャスリン・ニュートンの表現力に唸るシーン。新時代のハリウッドホラーブームを牽引するブラムハウスが贈る最新作である本作は、控えめ女子高生ミリー(キャスリン・ニュートン)と、中年の連続殺人鬼ブッチャー(ヴィンス・ヴォーン)が最悪にも入れ替わってしまう“入れ替わり”ホラー。
解禁された映像は、ヴィンスが古代の短剣でミリーを殺めた翌朝、なぜかそのミリーの身体に憑依して目を覚ますシーン。前夜に暴漢に襲われた娘ミリーを心配した母親から言葉をかけられるうち、この奇怪な状況に気付いたブッチャーは、女の子の趣味が詰まった部屋と自分のボディをくまなく観察。どの国、どの時代でも男女が入れ替わるとまず真っ先に確認するところは同じ、と謎の安堵も感じさせつつ、すでにミリーの一挙手一投足が異様なオーラを放っており、この”入れ替わり”シチュエーションがもたらす新たな恐怖を予感させる緊迫感ただようシーンとなっている。
もともとは目立たない系の17歳の女子高生、そして突然の事件を境に連続殺人鬼が憑依する、という難役を演じ切っているキャスリン・ニュートンは、『スリー・ビルボード』(17)、『名探偵ピカチュウ』(19)など話題作での好演が光り、『アントマン』シリーズ第3作目で主人公の娘役を射止める等、ハリウッドでいま引っ張りだこの実力派若手女優。キャスリンは撮影を振り返り、「ふたつの別々の役を演じるだけじゃなくて、同じ日にふたつの役を演じるという挑戦を楽しんだ。あるシーンでミリーを演じたと思ったら、すぐ次のシーンでブッチャーを演じたりして。ふたりの最大の違いは体つきだから、姿勢や身のこなしにはすごく気をつかった。ブッチャーを演じたあとは、いつも足がすごく痛くなった」とまさに”スイッチ”の連続だったことを明かす。
その大胆で類まれなる表現力にはランドン監督も脱帽で、「キャスリンはものすごくうまくやってくれたと思う。ミリーの身体や動きを巧みに操って、怖くて恐ろしい別人に変えている。映画序盤にキャスリンが演じるミリーと、入れ替わってから演じるブッチャーのコントラストは、すごく鮮やかで効果的だ。彼女は役者として勇敢で、その点を凄く尊敬している」と称賛を惜しまない。
本編映像
映画『ザ・スイッチ』は全国で公開中!
監督:クリストファー・ランドン
出演:ヴィンス・ヴォーン、キャスリン・ニュートン、アラン・ラック
配給:東宝東和
© 2020 UNIVERSAL STUDIOS