『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の公開アフレコイベントが4月19日(月)に都内で行われ、梶裕貴、雨宮天、倉科カナ、麒麟・川島明が登壇した。
本シリーズは、いまだ人と人ならざる者の世界が分かたれてはいなかった古の時代を舞台に、七人の大罪人により結成された、王国史上 最凶最悪の騎士団〈七つの大罪〉が世界の危機に立ち向かっていく姿を描く、ヒロイックファンタジー。待望の劇場版第2作品目となる本作は、原作者・鈴木央描き下ろしの完全新作オリジナルストーリー。世の混沌を望む者により崩されていく日常。全種族を脅かす恐るべき陰謀が交錯する。光と闇の戦いの果てに待ち受ける未来は!?呪われた世界は真の平和を手にすることができるのか。壊れゆく世界の運命は、〈七つの大罪〉に託された―。
公開アフレコに参加したのは、主人公メリオダス役・梶裕貴、ヒロイン・エリザベス役・雨宮天、そしてゲスト声優として作品を盛り上げるヒロイン・エリザベスの母であり、女神族を総べる“最高神”役・倉科カナ、メリオダスの弟・ゼルドリスに仕える魔神役として麒麟の川島明。
それぞれの出演シーンごとに分かれて行われた公開アフレコ。はじめに、倉科と梶の出演シーンのアフレコを終えると「すごーい!」と満面の笑みを浮かべた倉科。今回初めて梶らのアフレコを目の前にした倉科は「本当に!感動しました語彙力失うくらい」とコメントし、原作漫画からTVアニメまで見てきたという倉科は「隣で声がする・・・しゃべってる!」と興奮を隠せない様子だった。
その感想に「嬉しいですね、こういうリアクションはなかなか生で拝見することはないので」と笑顔で応えた梶は、本シリーズに7年近く携わっており「二度目の劇場版を公開させていただけるのは本当にうれしい」と喜びを表現。さらに本作では、主人公メリオダスとゼルドリスという兄弟を演じている梶は「自分と自分でしゃべるシーンも多くて、大変ではあったんですけどその分楽しみでしたし、アフレコが終わった後も素敵な作品が生まれたと感じました」と振り返った。
雨宮は「気になっていた最高神とのシーンがあるということで楽しみにしていました」と本作への思いを明かし、実際にTVシリーズとともにアフレコを終えると「これで終わりなのかと感じました。彼女から得たものがたくさんあって、今だから演じられるエリザベスを詰め込んだんじゃないかなと」と感慨深げに語った。
また、倉科と同じく原作からのファンだという川島は「完成した世界に僕が入っていいのかなと悩んだ」と振り返り、「魔神A(役)という距離感がちょうどいいのかな。片足入れさせていただいている」と笑いを誘いつつ、「贅沢な体験をさせていただきました」と笑顔で語った。その川島について梶は「いい声」とコメントし、雨宮も「低音ボイスに、悪い感じも出ていて、でも忠誠心も感じて魔神族っぽい」と称賛した。
TVシリーズの最終話とほぼ同じタイミングで収録されたという本作について梶は「3日間『七つの大罪』漬けだった。意外と実感がなくて、コロナ禍で一緒に録れてないから意識できてないのかなと思っていたら、最後のセリフを言い終わってOKが出た時に、急にさみしさが胸にこみあげてきて。放送を見て、劇場版の公開を見て泣いちゃうんじゃないかなと言うくらい思い入れのある作品、キャラクターです」と語った。
【写真・文/編集部】
『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』は2021年7月2日(金)より全国で公開!
監督:浜名孝行
声の出演:梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和、中村悠一、神尾晋一郎、川島明(麒麟)、井上裕介(NON STYLE)/倉科カナ
配給:東映
© 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会