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第93回アカデミー賞の授賞式が4月26日(月)[日本時間]にロサンゼルスを中心に行われる。

新型コロナウイルスの影響で例年2月~3月初めに行われていた授賞式が、今年は4月26日[日本時間]に行われる第93回アカデミー賞。会場もハリウッドのドルビーシアターだけではなく、ロサンゼルスのユニオン・ステーションも使用される。また、海外からも中継で繋がれることが発表されている。さらに、例年は授賞式内で賞の発表の合間に披露されていた歌曲賞ノミネート楽曲のパフォーマンスだが、今年は「OSCARS: INTO THE SPOTLIGHT」と題して、授賞式の前に5曲を披露する。

コロナ禍において、ロサンゼルスでは映画館が閉鎖されていたこともあり、今回のアカデミー賞ではノミネートの条件も変わっている。規定ではロサンゼルス郡の映画館で、少なくても7日間連続で、1日3回以上上映された映画がノミネートの条件だったが、今回はストリーミング/VODでのリリースも対象となっている。

ノミネート作品では、『Mank/マンク』が最多10ノミネートなどNetflixオリジナル映画も数多くノミネートされている。『Mank/マンク』に続く次点としては、『ファーザー』『Judas and the Black Messiah(原題)』『ミナリ』『ノマドランド』『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』が6ノミネートで並んでいる。

WOWOWでは4月26日(月)[日本時間]7:30より「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞受賞式直前SP」、8:30より「生中継!第93回アカデミー賞受賞式」が放送される。

WOWOW番組情報

「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」
放送日時:2021年4月26日(月)7:30[WOWOWプライム]

「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」
放送日:2021年4月26日(月)8:30[WOWOWプライム]/<字幕版>21:00[WOWOWプライム]

案内役:ジョン・カビラ、宇垣美里
スタジオゲスト:行定勲(映画監督)、河北麻友子
リモートゲスト:町山智浩(映画評論家)
スペシャルゲスト:中島健人(Sexy Zone)
※出演者は上記2番組共通

ノミネート一覧

■作品賞

『ファーザー』
『Judas and the Black Messiah(原題)』
『Mank/マンク』
『ミナリ』
『ノマドランド』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
『シカゴ7裁判』

■監督賞

トマス・ヴィンターベア『アナザーラウンド』
デヴィッド・フィンチャー『Mank/マンク』
リー・アイザック・チョン『ミナリ』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
エメラルド・フェネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』

■主演男優賞

リズ・アーメッド『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
チャドウィック・ボーズマン『マ・レイニーのブラックボトム』
アンソニー・ホプキンス『ファーザー』
ゲイリー・オールドマン『Mank/マンク』
スティーヴン・ユァン『ミナリ』

■主演女優賞

ヴィオラ・デイヴィス『マ・レイニーのブラックボトム』
アンドラ・デイ『The United States vs. Billie Holiday(原題)』
ヴァネッサ・カービー『私というパズル』
フランシス・マクドーマンド『ノマドランド』
キャリー・マリガン『プロミシング・ヤング・ウーマン』

■助演男優賞

サシャ・バロン・コーエン『シカゴ7裁判』
ダニエル・カルーヤ『Judas and the Black Messiah(原題)』
レスリー・オドム・Jr『あの夜、マイアミで』
ポール・レイシー『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
レイキース・スタンフィールド『Judas and the Black Messiah(原題)』

■助演女優賞

マリア・バカローヴァ『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
グレン・クローズ『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』
オリヴィア・コールマン『ファーザー』
アマンダ・セイフライド『Mank/マンク』
ユン・ヨジョン『ミナリ』

■脚本賞

ウィル・バーソン、シャカ・キング、ケニー・ルーカス、キース・ルーカス『Judas and the Black Messiah(原題)』
リー・アイザック・チョン『ミナリ』
エメラルド・フェネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』
ダリウス・マーダー、エイブラハム・マーダー、デレク・シアンフランス『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
アーロン・ソーキン『シカゴ7裁判』

■脚色賞

サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ハインズ、ダン・スウィマー、ピーター・ベイナム、エリカ・リヴィノジャ、ダン・メイザー、ジーナ・フリードマン、リー・カーン、ニーナ・ペドラド『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール『ファーザー』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
ケンプ・パワーズ『あの夜、マイアミで』
ラミン・バーラニ『ザ・ホワイトタイガー』

■視覚効果賞

『ラブ&モンスターズ』
『ミッドナイト・スカイ』
『ムーラン』
『ゴリラのアイヴァン』
『TENET テネット』

■美術賞

『ファーザー』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』
『この茫漠たる荒野で』
『TENET テネット』

■衣装デザイン賞

アレクサンドラ・バーン『Emma(原題)』
アン・ロス『マ・レイニーのブラックボトム』
トリッシュ・サマーヴィル『Mank/マンク』
ビナ・ダイヘレル『ムーラン』
マッシモ・カンティーニ・パリーニ『Pinocchio(原題)』

■撮影賞

ショーン・ボビット『Judas and the Black Messiah(原題)』
エリック・メッサーシュミット『Mank/マンク』
ダリウス・ウォルスキー『この茫漠たる荒野で』
ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ『ノマドランド』
フェドン・パパマイケル『シカゴ7裁判』

■編集賞

ヨルゴス・ランプリノス『ファーザー』
クロエ・ジャオ『ノマドランド』
フレデリック・トラヴァル『プロミシング・ヤング・ウーマン』
ミッケル・E・G・ニルソン『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
アラン・ボームガーテン『シカゴ7裁判』

■長編ドキュメンタリー賞

『Collective(原題)』
『ハンディキャップ・キャンプ:障がい者運動の夜明け』
『老人スパイ』
『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』
『タイム』

■短編ドキュメンタリー賞

『Colette(原題)』
『A Concerto Is a Conversation(原題)』
『Do Not Split(原題)』
『Hunger Ward(原題)』
『ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~』

■音響賞

『グレイハウンド』
『Mank/マンク』
『この茫漠たる荒野で』
『ソウルフル・ワールド』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』

■メイクアップ&ヘアスタイリング賞

『Emma(原題)』
『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』
『Pinocchio(原題)』

■作曲賞

テレンス・ブランチャード『ザ・ファイブ・ブラッズ』
トレント・レズナー、アッティカス・ロス『Mank/マンク』
エミール・モッセリ『ミナリ』
ジェームズ・ニュートン・ハワード『この茫漠たる荒野で』
トレント・レズナー、アッティカス・ロス、ジョン・バティステ『ソウルフル・ワールド』

■歌曲賞

♪Fight For You『Judas and the Black Messiah(原題)』
♪Hear My Voice『シカゴ7裁判』
♪Husavik『ユーロビジョン歌合戦 ~ファイア・サーガ物語~』
♪lo Si (Seen)『これからの人生』
♪Speak Now『あの夜、マイアミで』

■国際長編映画賞

『アナザー・ラウンド』(デンマーク)
『少年の君』(香港)
『Collective(英題)』(ルーマニア)
『皮膚を売った男』(チュニジア)
『アイダよ、何処へ?』(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

■長編アニメ賞

『2分の1の魔法』
『フェイフェイと月の冒険』
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
『ソウルフル・ワールド』
『ウルフウォーカー』

■短編アニメ賞

『夢追いウサギ』
『Genius Loci(原題)』
『愛してるって言っておくね』
『Opera(原題)』
『Yes-People(原題)』

■短編映画賞

『Feeling Through(原題)』
『The Letter Room(原題)』
『プレゼント』
『Two Distant Strangers(原題)』
『白い自転車』