マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』の新ビジュアルが解禁された。
孤独な暗殺者ブラック・ウィドウはなぜ、アベンジャーズになったのか――ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。
今回、これまでのイメージを覆すような純白のボディスーツを身に纏ったブラック・ウィドウの新コスチュームのビジュアルが解禁された。『アイアンマン2』の初登場から約10年間スパイのプロとして人目につかないような服装、主に漆黒のボディスーツを着用し、“黒色”はブラック・ウィドウのトレードカラーとなっているが、今回解禁された新ビジュアルでは漆黒のスパイとは“真逆”の白色のボディスーツ姿を披露している。
彼女はなぜ本作で白いスーツを着用することになったのか…。アベンジャーズの中でも唯一明かされてこなかったブラック・ウィドウの過去と秘密が初の単独映画である本作でついに解き放たれる。謎多きブラック・ウィドウが背負い続けてきたのは暗殺者としての過去。本作では『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)の直後、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(17)の間の空白期間に、アベンジャーズと離れたブラック・ウィドウが対峙していた彼女の“過去”と“家族”、そして彼女が背負い続けてきた暗殺者としての自分と決別するため“家族”と共に挑む壮絶な戦いが描かれる。
シリーズを通して“触れてはいけない事柄”として扱われてきたブラック・ウィドウの過去。演じるスカーレット・ヨハンソンは「過去を振り返ることによって、私たちは前向きになることが出来たのよ。10年間このキャラクターを演じ続けてきたことが全て本作に向かって築き上げてきたことのように感じているわ」と、シリーズで触れられなかった過去を振り返ることこそが彼女の物語の完結に相応しい事だと語る。本作で描かれる過去との決別は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で自らの命と引き換えに自身が家族と呼ぶ“アベンジャーズ”と全人類の命を救った重大な決断にも繋がっており、「アベンジャーズ」シリーズは本当の意味での完結を迎える―。マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「アベンジャーズの見え方が変わる」と断言するブラック・ウィドウの過去が解放される本作に期待が高まる。
映画『ブラック・ウィドウ』は2021年7月9日(金)より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセスで同時公開!
監督:ケイト・ショートランド
出演:スカーレット・ヨハンソン、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2021