異色な脱獄ファンタジーを実写映画化した『約束のネバーランド』のBlu-ray&DVDに収録されるビジュアルコメンタリーの一部が公開された。
『週刊少年ジャンプ』史上最も異色な脱獄ファンタジーといわれるこの作品を実写映画化したのは、数々の少年漫画の実写映画化で傑作を生み出してきた平川雄一朗監督。日本映画を担う成長著しい若手女優の浜辺美波が主人公エマを演じ、クールな少年レイ役を、映画『万引き家族』の好演が記憶に新しい城桧吏が、リーダー格の少年・ノーマン役を「仮面ライダージオウ」で注目を浴びた次世代スター、板垣李光人が演じました。そして子供たちの母親代わりで孤児院を管理するイザベラ役に北川景子、イザベラの補佐役(シスター)・クローネ役に渡辺直美と、これ以上ないキャスティングが実現。ママと子どもたちによる、手に汗握るサスペンス、そして感動へ誘う人間ドラマが完成した。
Blu-ray&DVDのスペシャル・エディションには、全8シーンの未公開映像集のほか、浜辺美波、城 桧吏 、 板垣李光人 、村瀬プロデューサーが参加した ビジュアルコメンタリーやメイキング映像など、ここでしか観ることのできない5時間を超える貴重な映像が収録される。
今回、カットがかかってもその熱演は止まらない!クローネ渾身の独白シーン決意も新たに脱獄へ向けて動き出す子供たちの作戦会議シーン、エマの笑いが止まらない!ハンスの牛乳ひげ?NGシーンが公開された。
ママの前では忠実な補佐役を装うシスター・クローネ。一人になった自室では、ママへのライバル心を煮えたぎらせ、人形を抱きしめ一人高らかに笑いながら「私がここのママよ!」と誓います。監督からカットがかかってもなお笑いの余韻が残るその熱演は、見るものを凍り付かせるほどの狂気を感じさせ、表情や感情が豊かなクローネを実写でしっかり表現出来る様に、監督と相談しながら全力でチャレンジしたという演技が光る。
ママだけでなく、監視役のクローネも出し抜かなくてはならなくなったエマたち。クローネはあえて子供たちを自分の部屋に誘い込み、世界の秘密を知らせ挑発しようとします。その挑発に乗ったふりをするために、エマ、ノーマン、レイは、年長の二人ドンとギルダも交えて、図書館で作戦会議を行います。本編ではエマの決意までですが、未公開映像では円陣を組み掛け声をあげ団結を確かめる5人の姿を見ることが出来る。
年長の子が、小さい子の面倒を見るグレイス=フィールドハウスのいつもの朝の風景。大好きなお姉さんのエマの隣に座ったのはかわいいハンス。エマは、ハンスの口の周りの“牛乳ひげ”を拭いてやりながら微笑む…はずが、「もう◎☆※▽…」と一生懸命に演技を続けようとする姿に、どうにも笑いが止まらなくなってしまいました。そのあとの演技が続けられず、あえなくカット!何とも可愛らしい爆笑NGシーンとなっている。
未公開映像
映画『約束のネバーランド』Blu-ray&DVDは2021年5月19日(水)発売!
■Blu-rayスペシャル・エディション(3枚組) 8,580円(税込)
■DVDスペシャル・エディション(3枚組) 7,480円(税込)
■DVD スタンダード・エディション 4,180円(税込)
※同日よりBlu-ray、DVDレンタル開始
監督:平川雄一朗
出演:浜辺美波、城桧吏、板垣李光人、渡辺直美/北川景子
発売元:フジテレビジョン/販売元:東宝
©白井カイウ・出水ぽすか/集英社 ©2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会