『胸が鳴るのは君のせい』の完成報告イベントが4月29日(木・祝)に都内で行われ、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、髙橋洋人監督が登壇した。
原作は、2012年から2014年まで「ベツコミ」で連載され、累計発行部数250万部突破の大ヒット少女コミック。転校生の有馬隼人と、有馬を想い続ける篠原つかさが繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリー。主演を務めるのはジャニーズJr.内ユニット「美 少年」のメンバー・浮所飛貴。普段はクールで飄々としているが、つかさからの片思いを知りながらも変わらず友達として接する優しさや、時折見せる笑顔が魅力の、原作でも絶大な人気を誇るキャラクターを演じる。ヒロイン・つかさ役を演じるのは白石聖。そして2人の恋のライバルとして板垣瑞生、原菜乃華が出演。
初主演映画の完成報告に「早くみなさんに見ていただきたいと、僕自身も胸が鳴っています」と笑顔で挨拶した浮所。昨年10月にクランクアップしたという本作だが、「現場は本当に学校生活しているみたい」と浮所が明かす通り、この日もほかのキャストの会話にうなずく姿や、笑いあう姿など仲の良さを感じさせるイベントとなった。
「いち生徒として話してた」と振り返る板垣だが、浮所と板垣は撮影開始直後からお互いをあだ名で呼び合っていたようで、浮所のことを“うっきー”と呼ぶ板垣、板垣のことを“みっきー”と呼ぶ浮所を見て、学校が違う設定だった原は「うらやましいなと思いながら聞いていました」と言う場面も。
初主演ということで「仲良くやりやすい雰囲気だったらいいなと思った」とキャストやスタッフに積極的に話しかけたという浮所。その現場を見た板垣は「うっきーにしかできない座長だと思いました。全員に対して“楽しんでいきましょう”という撮影」と浮所がムードメーカーとなっていたことを明かした。そんな板垣に対して浮所は「本読みで初めて会ったんだけど、『がんばろうね』って背中をたたいてくれて元気づけられました。“いい仲間ができる!”と思ってめちゃめちゃうれしかった」と振り返った。
イベントでは、キャスト4人が選んだ“胸が鳴るシーン”の映像を見ながら、お互いの選んだシーンにコメントした。浮所は「恥ずかしいな、みんなと一緒に見るの(笑)」と言いつつ、「ここです!ここなんです!」と自身の選んだシーンを解説。板垣が「かっこいい~!」とコメントすると「照れるじゃん、やめてよ(笑)」と照れ笑いを浮かべる浮所。
原が選んだシーンでは「私も好き」という白石に、原は「原作でも好きなシーンでした」と明かし、さらに白石は「モテモテだね、有馬くん」というツッコミも。これらの4人が選んだ“胸が鳴るシーン”は、後程WEBで解禁される予定となっている。
最後に浮所は「キュンキュンする映画になっています。どの年代の方でも楽しめる映画と思っています。片想いの方がいたら背中を押してくれるような作品です」と本作をアピールした。
【写真・文/編集部】
映画『胸が鳴るのは君のせい』は2021年6月4日(金)より全国で公開!
監督:髙橋洋人
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、河村花、若林時英、箭内夢菜、入江海斗・浅川梨奈、RED RICE(湘南乃風)
配給:東映
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会