今回解禁された場面写真


人類初、永遠の命を得た女性の物語― 芳根京子主演映画『Arc アーク』の場面写真とオフショットが解禁された。

原作は21世紀を代表するSF作家ケン・リュウの傑作短編小説「円弧(アーク)」(ハヤカワ文庫刊)。原作の息をのむほど斬新な不老不死のシチュエーションと、行間に流れる死生観を引き継ぎながら、映像作品へと鮮やかに転生させたのは石川慶監督。主人公・リナを演じるのは芳根京子。一人の女性の17歳から100歳以上を生き抜くという、キャリア史上最難関の役どころを繊細かつ大胆に演じきった。リナが勤めるエターニティ社の責任者エマに寺島しのぶ。エマの弟で天才科学者である天音役に岡田将生。さらに、物語の重要なカギを握る人物を倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫の3人が演じ、その全身から滲み出る人間味でスクリーンに情感を与えた。人類にとって全てが初めてとなる不老不死の世界を描いた、驚愕と不思議(=センスオブワンダー)に彩られた壮大なるエンターテイメント作品が誕生した。

今回、本日の「子どもの日」にちなんで愛情が溢れる母娘を捉えた場面写真が解禁された。不老不死が現実となった世界で、見た目は30歳のままではあるが、実際は89歳のリナ(芳根京子)と、彼女の5歳に成長した娘・ハル(鈴木咲)との日常を切り取った微笑ましい母娘場面写真の数々。

天才科学者で、リナの最愛の人でもある天音(岡田将生)が開発した<ストップエイジング>による不老不死の技術によって、永遠の若さを手にしたリナ。彼女は84歳にして天音との子どもの出産を決意していた…。今回解禁された場面写真では、リナがベッドに横たわり愛情溢れる眼差しでハルの健やかな成長を喜び包み込むように見つめるシーンや、母娘で手をつないで海岸沿いをお散歩をしているシーン。このどれにもハルのとびきりの笑顔があり、すくすくと愛情いっぱいに育っていることが伝わる。また、若い見た目とは裏腹に、とても穏やかで落ち着いた雰囲気のリナからは89年の人生経験の豊かさが感じられ、芳根の”演じ分け”にも期待が膨らむ。

併せてオフショットが解禁された。撮影以外の時間もなるべく一緒の時間を過ごし母娘としての関係を深めていったという芳根とハルを演じた鈴木咲の2人。オフの瞬間もすっかり母親の顔つきの芳根は、「のびのびとしているハルを見ていると、私もこれでいいんだと思えました。ハルがいてくれて母親になったリナを演じ切ることができました!」と役作りのヒントを与えてくれた存在であることを明かしている。

5歳の娘・ハルを演じるのは、綾瀬はるかと共演するユニクロのテレビCMで話題となり、日本テレビの情報番組「スッキリ」でも取り上げられるほどの注目を集めている鈴木咲。元々演技の仕事をしていた姉に憧れて3歳から演技を始め、これまで数々のCMに出演。昨年、「監察医 朝顔」(フジテレビ)で主人公・朝顔の幼少期の写真という形でドラマデューを果たし、今年は本作以外にも「君と世界が終わる日に」(日本テレビ)のさくら役や5月公開の『いのちの停車場』に吉永小百合の幼少期役で出演し、活躍の幅を広げている。本作では、日本を代表する名優・小林薫を前にしても、物怖じせずとてもリラックスした表情で演技をこなし、堂々たる風格を見せつけている。

映画『Arc アーク』は2021年6月25日(金)より全国で公開!
監督・編集:石川慶
出演:芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、井之脇海、中川翼、中村ゆり/倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2021映画『Arc』製作委員会