紺野彩夏&久保田紗友W主演の青春映画『藍に響け』が第24回上海国際映画祭NIPPON EXPRESS部門に出品されることが決定し、併せて本編映像が解禁された。

原作である月刊アクション(双葉社)で2013年9月号~2014年9月号に連載された、すたひろの漫画「和太鼓†ガールズ」をベースに、映画はオリジナルとして作り上げている。舞台はミッション系のお嬢様女子高。松沢環(紺野彩夏)は、裕福な家庭に生まれヒエラルキーのトップにいたが、父の会社が倒産し生活が一変。事情を誰にも言えず、行き場のない思いを抱えている。同級生の新島マリア(久保田紗友)は、誰とでも明るく接することが出来る優しい性格の持ち主だが、交通事故で声帯を損傷し、言葉を発することが出来ない。ある日、環は“音の振動”に導かれるようにマリアと出会い・・・。人とうまく繋がることの出来ないふたりが、部活を通して、お互いの心を響かせ合い、共に葛藤し成長していく姿を瑞々しく描き出していく。

今回、本作が6月11日~20日に開催される第24回上海国際映画祭 NIPPON EXPRESS部門でインターナショナルプレミア(海外初上映)されることが決定した。

併せて、全員吹き替えなしで挑んだ和太鼓演奏シーンの本編映像が解禁された。映像の前半は、環(紺野彩夏)がマリア(久保田紗友)に誘われ、同級生の寿(永瀬莉子)の兄である司(板垣瑞生)が高校以外にプロとして所属している雷鼓音のコンサートに行くシーン。会場には、勢いのある太鼓の音に息を呑む珠ノ坂女学園の和太鼓部員マリア(久保田紗友)、亜莉栖(山之内すず)、神乃(茅島みずき)、音々(吉田凜音)の姿も。プロの中に混じり演奏する高校生の圧巻のパフォーマンスを目の当たりにし、和太鼓の世界に引き込まれていく環の表情が映し出される。

続く後半では、赤い衣装に身を包んだ環たち、珠ノ坂女学園の和太鼓部による最後の大会での演奏の一部が切り取られている。撮影が始まる約3か月前から、手にマメを作りながら本当の部活のように練習を重ねてきた彼女たちの表情は、芝居を超えて生き生きと自信に満ち溢れている。ぴったりと合った音が心に響く、迫力満点の和太鼓演奏に注目だ。

本編映像

映画『藍に響け』は2021年5月21日(金)より新宿武蔵野館、シネクイントほか全国で順次公開!
監督:奥秋泰男
出演:紺野彩夏、久保田紗友、永瀬莉子、板垣瑞生/小西桜子、山之内すず、茅島みずき、吉田凜音、川津明日香、山本亜依、カトウシンスケ、濱田マリ、須藤理彩、筒井真理子/吹越満
配給:アンプラグド
©たひろ/双葉社 ©2021「藍に響け」製作委員会