映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』の本編オープニングナレーション映像が解禁された。

スナップショットの帝王として知られる森山大道は、国内外の若手クリエイターから絶大な支持を集めてきた。菅田将暉や宇多田ヒカル、木村拓哉、ONE OK ROCKなど、時代を彩るトップスターを積極的に撮影するとともに、写真のノーベル賞と呼ばれるハッセルブラッド賞を受賞、名実ともに写真界のトップにを走り続ける。
けれども、万華鏡のようなパブリックイメージとは裏腹に、天才の内実に触れた者はわずかしかいない。内省と含羞。沈黙と熱狂。憂愁と知性。その人生は、写真同様、解きがたい謎として、ファンを魅了してきた。写真史上、最大の謎に迫る前人未踏のドキュメンタリー。

今回解禁された本編オープニングナレーション映像は、菅田将暉が森山大道の写真世界の魅力を約4分間にわたって語るもの。もともと森山大道の写真が好きで、高校時代から森山の写真集を見ていたという菅田将暉。同じ大阪・池田の町に生まれ育ったという共通点も持つ2人は、2016年に新宿ゴールデン街で行われた映画『あゝ、荒野』のポスター撮影で初めて出会う。「大道さんに撮ってもらうことは、この上ない喜びだった」という菅田は、森山のドキュメンタリー映画ができると聞き、快くその「語り部」を引き受けた。

また、オープニング映像の前には、森山が落書きした猫(Dちゃん)のアニメーションも挿入され、監督した岩間玄監督の遊び心も感じさせる内容となっている。

菅田将暉 推薦コメント

深い深い黒く美しい写真には、何よりも夢と心がある。僕は、見えていないものばかりだ。

本編冒頭映像

映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』は全国で公開中!
監督・撮影・編集:岩間玄
出演:森山大道、神林豊、町口覚
配給:テレビマンユニオン
©『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』フィルムパートナーズ