12人の映画監督による12の物語―『DIVOC-12』のティザービジュアルとムービングロゴが解禁された。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優が継続的に創作活動に取り組めるように、12人の映画監督による12本の短編映画製作プロジェクト『DIVOC-12』。中核となって牽引するのは藤井道人監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督。3人の日本映画界を代表する監督たちの元に集い共に映画制作を行うのは、“成長への気づき”というテーマを掲げる藤井道人監督チームの志自岐希生監督、林田浩川監督、廣賢一郎監督、“感触”というテーマでメガホンを取る上田慎一郎監督チームのふくだみゆき監督、中元雄監督、エバンズ未夜子監督、そして“共有”というテーマで制作する三島有紀子監督は山嵜晋平監督、齋藤栄美監督、加藤拓監督。
色や形の異なる12本の線が描かれたビジュアルは、「〈COVID-19〉をひっくり返せ」という気持ちで本作に参加した、12人の監督たちそれぞれの想いを表現している。ビジュアルの制作を担当したのは、アートディレクターの千原徹也。株式会社れもんらいふの代表として、広告、ブランディング、CDジャケット、装丁、雑誌エディトリアル、映像の制作など多岐にわたって活躍する千原は、本作の意義に賛同し、ポスター、チラシ、予告篇の制作を担当することとなった。
「人に会えない、撮影もできない、面白いことを考えることや、夢に向かって進むことすら許されないという空気がただよい、エンターテイメントは、風向きが変わるのを待つという時間でした。ただ、何も出来なければ出来ないほどやりたいことに向かう気持ちは、強くなるばかりでした」とコロナ禍での想い吐露する千原は、ビジュアルについて「12本の線は、それぞれの想いです。歪に絡み合い、悩んだり、進んだり、引き返したり、、、、みんな同じ色なんかしてないし、毎日心は揺れ動きます。そんな12人の監督の想いをグラフィックにしました」と語っており、一つ一つの線がどのような作品となり、劇中でどう他の線と交わっていくのか、期待が高まる。
併せてビジュアルで描かれている、12色の線が自由に交わるムービングロゴもお披露目となった。再び緊急事態宣言が発令となったが、12人の監督、携わる全てのスタッフたちのエンターテイメントを届けるという想いに何も変わりはない。エンターテイメントの灯を消さないため、12人の監督が世に送り出す12の個性溢れる作品に期待が高まる。
ムービングロゴ
映画『DIVOC-12』は2021年秋に全国で公開!
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント