豪華キャストで贈る感動のヒューマン医療大作『いのちの停車場』のメイキング映像が解禁された。
都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終わりを真摯に見つめる現役医師でありながら、作家として「ディア・ペイシェント」(2018年刊行)などの作品を発表してきた南杏子が、今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点や、尊厳死・安楽死などの医療制度のタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族が描かれたその感涙の物語。主演・吉永小百合が在宅医療を行う医師役を演じ、その父親役に田中泯、在宅医療医師として働く「まほろば診療所」の院長・スタッフである西田敏行、松坂桃李、広瀬すずが、吉永が演じる咲和子を支える共演陣として出演する。
今回、吉永小百合のクランクアップを広瀬すずがサプライズで祝福した特別映像が公開された。映画出演122本目の本作で、初の医師役に挑戦した吉永。これまでの出演作とはまた違った多くの困難があったが、無事に本作の舞台・金沢の地でクランクアップを迎えた。前日にクランクアップを迎えていた広瀬が、「吉永さん スタッフの皆さん お疲れ様でした!!♡成島組♡」と、手書きの文字が書かれたシャツを着用してサプライズで登場。
広瀬の登場に喜びながら、クランクアップを迎えた吉永は感無量といった様子で、「クランクインできるかどうかというような困難な中でクランクインして、スタッフの皆さんも本当にご苦労なさって、いろんなことに耐えて、我慢して、今日の日を迎えられたということで、大変感謝しています」と述べ、「また、皆さんとご一緒して、もっと力をつけてちゃんと芝居ができるようにしたいと思っています」と、さらに成長しようとする吉永らしい言葉を続けた。
映像の最後には、広瀬、成島監督、ほかスタッフたちが手を伸ばして作った“アーチ”の中をくぐり抜け、声にならない喜びを噛み締めながら、広瀬とぎゅっとハグを交わす可愛らしい吉永の姿が捉えられている。本編では、広瀬演じる麻世は、吉永演じる咲和子に対して本当の家族のように信頼を寄せているが、広瀬と吉永も自身も、まるで本当の家族のように喜び合う姿に思わず癒され、まさに本作のテーマの一つである“人とのつながり”を強く感じさせるような温かさが伝わるクランクアップ映像となっている。
メイキング映像
映画『いのちの停車場』は全国で公開中!
監督:成島出
出演:吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、みなみらんぼう、泉谷しげる、石田ゆり子、田中泯、西田敏行
©2021「いのちの停車場」製作委員会