松居大悟監督×成田凌主演映画『くれなずめ』のロングインタビュー映像が解禁された。

高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興をやるべく5年ぶりに集まった。久しぶりに出会った彼らは、その余興の後、“披露宴”と“二次会”の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら、昔の思い出に想いを馳せる。自分たちは今も友達で、これからもずっとずっと友達でい続けるのだろうと思っていた。そう、たったひとりを除いては・・・。しかし、この微妙な“狭間”の時間に起こるある出来事。それは見るものの予想を超えていくものだった。松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を、錚々たるメンバーと共に映画化。

今回、本作の公開を記念して成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、目次立樹らキャストと松居大悟監督が集結し、撮影秘話を語り尽くす15分以上に及ぶ“公開記念のロングインタビュー映像”が解禁された。併せて、小説家の原田マハやドレスコーズの志磨遼平らからの熱いコメントが到着した。

ロングインタビューには、成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、目次立樹ら出演キャストと松居大悟監督が参加。高良が脚本を初めて読んだ時、その内容にあまりにも面白く、楽しみすぎて思わずキャスト名に名前が連なっていた浜野に電話するも浜野自身に出演の依頼はまだ何も知らされてなかったというハプニングのほか、キャスト全員揃って赤フンで踊るシーンを撮影する際、赤フンの前貼り作業に皆で一緒に試行錯誤しながら奮闘したというまるで劇中さながらの仲良しトークが炸裂。今このタイミングでしか話せない撮影裏話が続々と披露される。

ロングインタビュー映像

原田マハ/小説家

あの過去を変えられたら。 もう一度やり直せたら。 そんな思いを胸にくすぶらせているすべての人に見てほしい。 映画を見終わった後、きっと気づくはずだ。 今日を生きる私たちを明日へ押し出してくれるのは、 どうしようもない昨日なんだということを。

志磨遼平/ドレスコーズ

2017年にちいさな劇場で上演されたゴジゲンの名作『くれなずめ』がまさかの映画化です。終盤のああいうノリがぼくホントだめで、いつも大泣きしてしまうんですよ。松居大悟の、ゴジゲンの、そして演劇のすごさが見事に詰まった映画でした。

霜田明寛/永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン・チェリー編集長

披露宴と二次会の間、青春と大人の間、この世とあの世の間…… 松居大悟は“あいだ”を描く天才だ。 定義できない世界の中で、この映画をひきずり続けて生きていきたいと思った。

エリザベス宮地/映像作家

「ヘイ!ヘイ!ヘーイ!」 劇中で、死のカミングアウトを吹き飛ばすために友人たちが口にする、何でもない言葉。 それは、監督の松居くんが乾杯の時にいつも言う言葉でもあります。 今まで一度も気にしたことのなかったその言葉が、映画を見終わったあとずっと心に残りました。 全部抱きしめて笑わせてくれるような、力強さと優しさを感じました。 きっと、それが友達なんだと思います。」

映画『くれなずめ』は2021年5月12日(水)より全国で公開!
監督・脚本:松居大悟
出演:成田凌、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹/飯豊まりえ、内田理央、小林喜日、都築拓紀(四千頭身)/城田優、前田敦子/滝藤賢一、近藤芳正、岩松了/高良健吾
配給:東京テアトル
©2020「くれなずめ」製作委員会