『胸が鳴るのは君のせい』の公開直前イベントが5月31日(月)に都内で行われ、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)が登壇した。

原作は、2012年から2014年まで「ベツコミ」で連載され、累計発行部数250万部突破の大ヒット少女コミック。転校生の有馬隼人と、有馬を想い続ける篠原つかさが繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリー。主演を務めるのはジャニーズJr.内ユニット「美 少年」のメンバー・浮所飛貴。普段はクールで飄々としているが、つかさからの片思いを知りながらも変わらず友達として接する優しさや、時折見せる笑顔が魅力の、原作でも絶大な人気を誇るキャラクターを演じる。ヒロイン・つかさ役を演じるのは白石聖。そして2人の恋のライバルとして板垣瑞生、原菜乃華が出演。

イベントでは主演の浮所飛貴が取材陣のみが入った無観客の会場で、映画の成功を祈願して本作のタイトルにちなんだ“胸が鳴る”7つのチャレンジに挑戦した。冒頭で「心細いですけど、浮所なりにはっちゃけたいと思います!」と気合いを入れた浮所は、成功した数によってファンへのプレゼントの数が変わることが告知されると「がんばります!」と笑顔を見せた。

最初に行われた「ドキドキ胸きみクイズ」では本作に関する3つの4択クイズに挑戦したが「めちゃくちゃ自信あります!」という浮所に、MCからは「難問が…」と一言。しかしそんな心配をよそに、一見難しそうな問題を次々とクリアし、見事全問世界。続く「一番“胸が鳴る”席はどこだ!」では、会場で“一番胸が鳴る席”を浮所自らが探し、結果は最前列の中央の席。その理由を「間近でキュンキュンシーンが見える」と笑顔で答えた。

「ロシアンルーレット」では、3つの風船銃のうち2つの割れない銃を探すという挑戦だが、なんと自信をもって選んだ銃は風船が破裂し、これには「え、うそでしょ!?」と驚きつつも「バラエティ的には強運ですよね(笑)持ってました」と残念そうな顔を浮かべつつも笑いを誘った。

そして、「10ピッタリチャレンジ!」では10秒ピッタリでボタンを押すチャレンジに挑戦するが、これに浮所は本作の主題歌で自らが所属する美 少年が歌う「虹の中で」について「Aメロが10秒だった気がします」と言い、歌いながらチャレンジ。その結果、奇跡の0.02秒差の10.02秒をたたき出し、これには浮所は「やったー!」と喜びをあらわにし、取材陣も驚いている様子だった。

イベントでは、「練って練った最高傑作」という川柳を披露。「時間がかかりすぎてマネージャーさんから催促のメールが3回くらい来ました(笑)」という浮所が書いたのは

ひめた恋
だいすきだよと
かねが鳴る

と、1文字目が自身の名前である“ひだか”となり、さらに本作の完成報告イベントで自身が鐘を鳴らしたことなども含めた、練られた川柳を披露。これを全日本川柳協会の副理事長が評価したがその結果は「大変よくできました」と最高の評価。“素晴らしい”と絶賛の声に浮所は「川柳と言ったら浮所ですので!…これはやめましょう、たくさんきそうなんで(笑)」と言いつつ、「これは順調です」とチャレンジ成功を喜んだ。

さらに、「箱の中身当て」では箱の中に何が入っているかを手探りで見事当てた。最後の「心拍数チャレンジ!」ではイベント前に測った心拍数と、反復横跳びをした後の心拍数の差がプレゼントの当選者数になるというもの。このチャレンジでジャケットを脱いで挑戦し、イベント前の89から126に上がった浮所は、反復横跳びをしながらもカメラを意識しており、「少しでも見出しになれば」と笑顔を見せた。

また、浮所は「何事も全力で本気でやらせていただいた。全力を注いだ作品なのでたくさんの人に見て欲しいなと思います」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

映画『胸が鳴るのは君のせい』は2021年6月4日(金)より全国で公開!
監督:髙橋洋人
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、河村花、若林時英、箭内夢菜、入江海斗・浅川梨奈、RED RICE(湘南乃風)
配給:東映
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会