選挙活動をコミカル&シニカルに描く社会派コメディ『決戦は日曜日』の追加キャストが発表された。
事なかれ主義の議員秘書と、政界に無知な熱意空回り候補者の選挙活動の行方は?今を生きるすべての人に贈る笑いとアイロニーに満ちた社会派コメディ。主人公・谷村勉(窪田正孝)は、二世候補・川島有美(宮沢りえ)の議員秘書。自由奔放で一般常識からちょっとずれた有美を当選させるために奔走する。前途多難な選挙戦が2人を待ち受ける。戦いの火ぶたが切って落とされる。主演を務めるのは窪田正孝。世間知らずなご令嬢・川島有美を宮沢りえが演じる。
今回、窪田と共に宮沢に振り回されながらも、当選に向けてサポートする秘書軍団のキャストが発表された。川島有美(宮沢)の所属する民自党川島事務所にて窪田と同じく、私設秘書を務めるのは赤楚衛二と内田慈の2人。岩渕勇気役を赤楚、坂下監督の前作『ピンカートンに会いにいく』で主演を演じ、昨年公開のW主演作『レディ・トゥ・レディ』が話題となった内田慈は田中菜々役。同事務所政策秘書・濱口祐介役を演じたのは小市慢太郎。また、公設第1秘書・向井大地を務めるのは音尾琢真。
併せて、前途多難な選挙戦…忖度を武器に一丸となる秘書軍団の場面写真が解禁された。谷村(窪田)と今回解禁となった4人の秘書が揃いの赤ジャンパーで選挙戦に挑む。紅白の幕をバックに、各々固い笑顔を見せる1枚が初解禁。力を合わせ、わがまま初候補・川島ゆみ(宮沢)の当確を勝ち取ることはできるのか…!?
赤楚衛二 コメント
岩渕は将来の夢も希望もなく、モノゴトを深く考えないで生きているのですが、要領がいいので何事も上手くいくタイプ。常に楽観視を意識しながら演じました。今回、川島さん、谷村さんをはじめとした事務所グループは独特の緩やかさや毒っ気を纏った空気感があり、監督の世界観も溢れていたので、凄く面白く、てんやわんやな選挙活動だったなと思います。
是非お楽しみくださいませ。
内田慈 コメント
『ピンカートンに会いにいく』では、口から生まれたみたいに捲し立てる逆ギレモンスターのような役でしたが、衣小合わせでまず監督に言われたのは「今回は、"普通"の人の役です」と。出る杭にならぬよう、秘書の皆さんと力を合わせ忖度し合いながら調和を保とうとする田中菜々役。今作はそういったアンサンブルも大きな見どころ。笑えます。演じながら「普通って、何だろう?」と逆説的に問われているようで、坂下監督のシニカルな視線に終始晒させているようでした(笑)。坂下節全開!
小市慢太郎 コメント
撮影は厳しかったですねー。久しぶりに過酷な現場でした。毎日、緊張感が半端なかったですよね。笑っちゃったらどうしようって。もう、クタクタですよね、撮影終わると。食い縛る訳にもいかないんですよ、脱力系なんで。いやー、嫌な汗一杯かきましたよ。無事終わってホントよかったです。
音尾琢真 コメント
撮影中は、坂下監督のなんともいえないふんわりとした佇まいが心地よく、シーンごとに「はたして今のは本当に映画を撮っていたんだろうか、、?」と、不思議な感覚の中で日々を過ごしていたことを思い出します。それを思い出し、坂下組でしか撮れない映画が生まれている悦びを噛み締めています。
是非、映画館のスクリーンで楽しんで下さい。
映画『決戦は日曜日』は2022年に全国で公開!
脚本・監督:坂下雄一郎
出演:窪田正孝、宮沢りえ、赤楚衛二、内田慈、小市慢太郎、音尾琢真
配給:クロックワークス
©2021「決戦は日曜日」製作委員会