『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の満員御礼舞台挨拶が6月30日(水)に丸の内ピカデリーで行われ、岡田准一、木村文乃、平手友梨奈が登壇した。

岡田准一主演で、2019年に公開された映画『ザ・ファブル』。累計900万部の人気を誇る原作コミック「ザ・ファブル」(講談社ヤンマガKC刊)を映画化した同作は、世界基準アクション、ハッピーな笑い、そして超豪華キャスト共演が大きな反響を呼び、笑撃の大ヒットを記録。岡田准一、木村文乃、佐藤浩市、佐藤二朗、山本美月、安田顕、井之脇海ら前作に引き続き出演する豪華キャストと、堤真一、平手友梨奈、安藤政信ら新たに参戦するキャストが入り乱れ、前作をはるかに超えるアクションと笑い、そして衝撃のラストが待ち受ける、アドレナリン全開の超大作エンターテインメントが誕生する。

冒頭で3人が挨拶を終えると、「前髪を切りました」と早速平手のプチ情報を挟む岡田。木村も「二十歳になりました」と続け、岡田は「あとお酒も飲まれたみたいです」と次々と情報が飛び出し、タジタジになりつつも平手は「飲みました」と答え、照れ笑いを浮かべるなど、冒頭から仲の良さをうかがわせる3人。

上映後に行われた今回のイベントでは“もう一度見たくなるポイント”をそれぞれ挙げた。中でも平手が挙げた「山の中のシーン」では、自身が後ろに倒れるシーンで「完全にファブルを信じて思いっきり倒れさせていただきました」と明かすと、岡田も「あれはすごい」と称賛。

そんな岡田に“弟子入り”したという平手は、撮影現場での変化として「(平手が演じる)ヒナコだけのシーンがあったんですけど、その時にマットがなかったです」と明かすと、岡田は「弟子になったからだ(笑)岡田の弟子はマットないからね(笑)」と笑いながら答えた。

続けて観客から寄せられたお悩みに3人が答えるコーナーが用意されたが、最後には平手からのお悩みが。それは“趣味と呼べるものがなくて、息抜きの方法をお二人に聞けたら”というものだったが、木村は「岡田道場に通うのがいい」と即答。しかし、岡田は「(平手が)誰かいると嫌だって言うんです」といい、一度訪れた平手について「借りてきた猫というか、連れてこられた宇宙人(笑)」と表現し、平手自身も「正直ごめんなさい、何も話聞いてなかった」と緊張のあまり、話が入ってこなかったことを明かした。しかし、平手は「私もアクションはやりたいし、学びたいことはたくさんあるので通わせていただけるなら行きたいです」と意欲を見せた。

そんな平手にこの日誕生日プレゼントをあげたという岡田だが「二十歳の女の子の誕生日プレゼントにプロテインあげるのもどうかと思いますけど(笑)」と苦笑しながら、プレゼントの内容を明かした一方で、平手は「お誕生日の時にお父さんのギフトみたいなものをあげて、『本当にお父さん』って(笑)」と振り返り、これに岡田は「靴下とハンカチがちょっと大きめの四角い箱に入ってるやつ」とその中身を明かした。

【写真・文/編集部】

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は全国で公開中!
監督:江口カン
出演:岡田准一、木村文乃、平手友梨奈、安藤政信、黒瀬純、好井まさお、橋本マナミ、宮川大輔、山本美月、佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市、堤真一
配給:松竹
©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会