『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』の本編映像が解禁された。
本シリーズは、いまだ人と人ならざる者の世界が分かたれてはいなかった古の時代を舞台に、七人の大罪人により結成された、王国史上 最凶最悪の騎士団〈七つの大罪〉が世界の危機に立ち向かっていく姿を描く、ヒロイックファンタジー。待望の劇場版第2作品目となる本作は、原作者・鈴木央描き下ろしの完全新作オリジナルストーリー。世の混沌を望む者により崩されていく日常。全種族を脅かす恐るべき陰謀が交錯する。光と闇の戦いの果てに待ち受ける未来は!?呪われた世界は真の平和を手にすることができるのか。壊れゆく世界の運命は、〈七つの大罪〉に託された―。
今回解禁された本編映像は、最後の戦いの幕開けとなる二代目妖精王ダリアと巨人の名工ダブズの登場シーン。彼らによって壊滅状態の魔界へ戻ってきたメリオダスとゼルドリスたちは変わり果てた魔界の景色に愕然とする。「ようこそ、我らが新天地へ。破壊者メリオダス。」、「そして招かれざる客人ども。」と強烈な一言と共に現れたのは、鮮やかで大きい羽根を広げた筋骨たくましいダリアと、怪鳥に乗った妖しいダブズ。魔界だけでなく、地上も壊滅状態となっていると明かされ、その圧倒的な破壊力を目の当たりにする…。メリオダスとゼルドリス、そして〈七つの大罪〉らが“最強の敵”へ挑む最後の戦いの火蓋が切られる瞬間を収めた、大迫力のバトル展開に期待高まる映像だ。
本作の新たな強敵であるダリアとダブズについて原作者の鈴木央は「まったく聞き慣れない新キャラクターを急に出すよりは、原作で描けなかった、かつ絶対に強いであろうというダリア、ダブズを出しました」と登場した経緯を明かす。シリーズの集大成である本作ならではの原作者だからこそ描ける“オリジナルストーリー”だと改めて感じることができる。
また、TVアニメのシリーズ構成も務める脚本の池田臨太郎は「ダリアは妖精族なのにムキムキでなおかつ筋骨隆々、ダブズは巨人族のなかでは小柄で細身、寡黙な名工というキャラクター。先生は、あえて容姿やキャラにひねりを加えているんだろうなと感じたので、2人の対比がより引き立つように、セリフなどで少しキャラを強くしました」と語り、鈴木のキャラクターイメージを崩さずにそれぞれの個性を際立たせている。
そして、今回新たに加わったキャストの中村悠一と神尾晋一郎の声により、より一層その強烈さを与え、見事にインパクトのある“強敵”として完成した。メリオダスとゼルドリス、そして再び集結する〈七つの大罪〉らは、壊滅状態となった魔界と地上を救うことができるのか…。
本編映像
『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』は全国で公開中!
監督:浜名孝行
声の出演:梶裕貴、雨宮天、久野美咲、悠木碧、鈴木達央、福山潤、髙木裕平、坂本真綾、杉田智和、中村悠一、神尾晋一郎、川島明(麒麟)、井上裕介(NON STYLE)/倉科カナ
配給:東映
© 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会