カーリングシトーンズ


ムロツヨシ初主演映画『マイ・ダディ』の主題歌をカーリングシトーンズが担当することが決定した。

映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」2016年準グランプリ受賞作品。監督・共同脚本を務める映像作家の金井純一が2016年に開催された第2回TCPにおいて、総応募数422作品の中から準グランプリを受賞した企画。主人公・御堂一男を演じるのは、本作が映画初主演となるムロツヨシ。愛する娘を救おうと奔走する、お人好しで誠実な父親を演じる。その娘、ひかり役を期待の新星・中田乃愛が演じる。

今回、本作の主題歌が「カーリングシトーンズ」の書き下ろし楽曲に決定した。「カーリングシトーンズ」は寺岡シトーン(寺岡呼人)・奥田シトーン(奥田民生)・斉藤シトーン(斉藤和義)・浜崎シトーン(浜崎貴司)・キングシトーン(YO-KING)・トータスシトーン(トータス松本)からなるロックバンドで、2018年7月に寺岡のソロ活動25周年を記念して結成。全員で楽曲を制作し歌唱するスタイルを貫きながら、楽器パートが入れ替わる変幻自在なライブパフォーマンスなど個性豊かでバリエーションに富んだ楽曲を発表し人気を博している。レコード会社も所属事務所も異なる日本のトップアーティストたちが集結したまさにドリームバンドと言える「カーリングシトーンズ」は、映画の主題歌をつとめるのは今回が初。

本作の主題歌に起用した理由についてプロデューサーは「同じ父親でもあり、一男よりちょっとだけ人生の先輩から、娘のためにがんばる一男にエールを贈ってくれる音楽が、映画の最後に流れるといいなあと思っていました。カーリングシトーンズの兄貴たちは、人生の甘いも酸っぱいも僕たちよりたくさん知っている頼れる先輩です。そんな兄貴たちに彼らの音楽で肩を叩いてもらえたら、気持ちよく劇場を出て『またがんばろう』っていう力が湧いてくるだろうなあと思って、お願いしました」と経緯を話している。

バンドリーダーの寺岡シトーンは「仮編集も観たし、ラッシュも観て、内容は分かってる筈なのに、ムロさんと一緒に観た試写会では声を出して泣いてしまいました。こんな素晴らしい映画に参加させてもらって光栄です」とコメント、主演のムロツヨシは「歌詞がまっすぐで、世界観にぴったりハマっていて素晴らしい。嬉しいです!」と興奮気味にコメント、金井純一監督も「僕が青春に通った人がみんないる。これ現実なの?夢みたいだな。って思いました。デモが来たときもドキドキが抑えきれなかったです」と豪華すぎるコラボレーションの主題歌決定に驚きと喜びを隠せない様子を見せている。

さらに映画公開に先がけ、8月11日(水)小説版が徳間文庫より発売することが決定。映画とは一味違った物語を公開の前に読むことができる。

映画『マイ・ダディ』は2021年9月23日(木・祝)より全国で公開!
監督:金井純一
出演:ムロツヨシ、奈緒、毎熊克哉、中田乃愛、臼田あさ美、徳井健太(平成ノブシコブシ)、永野宗典、光石研
配給:イオンエンターテイメント
©2021「マイ・ダディ」製作委員会