『東京リベンジャーズ』の公開記念舞台挨拶が7月10日(土)に新宿ピカデリーで行われ、北村匠海、山田裕貴、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮が登壇した。

累計発行部数300万部超、週刊少年マガジンで連載されるや、かっこ良すぎる登場人物たちや、タイムリープと共に成長を遂げていく主人公タケミチの姿、熱い仲間たちとの絆、心揺さぶる名言の数々など、今最も10代・20代男女の心を掴んで離さないバイブル的なコミックス「東京卍リベンジャーズ」を実写映画化した本作。主人公・花垣武道役を北村匠海、東京卍會副総長・龍宮寺堅(通称:ドラケン)役を山田裕貴、物語のカギを握る存在の橘ナオト役を杉野遥亮、タケミチの天敵でキヨマサこと清水将貴役を劇団EXILEの鈴木伸之、タケミチの親友・千堂敦役を磯村勇斗、裏で暗躍する東京卍曾幹部・稀咲鉄太役を間宮祥太朗、タケミチが挑む東京卍曾の総長・佐野万次郎(通称:マイキー)役を吉沢亮が演じる。

撮影開始後のコロナ禍での緊急事態宣言によって、撮影が中断したり、公開が延期されるなどの影響がある中、いよいよ公開を迎えた本作に「何度もリベンジを繰り返してきた作品が公開されるこをと嬉しく思います」と感慨深げに挨拶した主演の北村。

キャラクター同士の熱い友情も注目の本作だが、“自身が思う一番エモいシーンは?”という質問に「(磯村ら)溝高と過ごした時間が思い出深くて。芝居上で構成される関係性ではなく、家にみんなを招待したりして」とプライベートでの交流もあったことを明かした北村。磯村も「匠海の家でゲームしたりしてね」と振り返った。

今田は、自身の出演シーンで「(北村演じる)タケミチがケガをして傷を治しながら会話するシーン」を挙げ、ここでの自身のセリフに「グッときていいなと思いました」と笑顔を見せると、その相手役となった北村は「幸せでした」とコメントし会場を沸かせた。

吉沢は、自身が落とした学ランを山田が拾って目の前に出すシーンを挙げ、「打ち合わせをしていなくて自然となったんですけど、マイキーとドラケンの関係性が出てた。あのシーンを撮ってるときにエモくなりました」と明かすと、山田は「吉沢亮がひそかにエモく感じてくれてたんだと思ってエモくなりました」と返し、笑いを誘った。

イベントでは、事前にSNSで寄せられた質問にキャストが答えるコーナーが用意されたが、“自分伊賀のキャラクターで好きなセリフは?”という質問に「『ひよってるやついる?』です。マイキーとドラケンは本当にかっこよくて。漫画から出てきた2人のようで、タケミチとしても僕としてもあこがれがあった」と吉沢演じるマイキーのセリフを挙げたが、これに吉沢は「最近流行ってるらしくて。調べたら『ひよってるやついる?のとことめちゃくちゃ笑って、おもしろかった~』みたいな。笑うシーンじゃないから(笑)エモエモシーンなのに」とコメントし、北村も「変なバズり方している」と戸惑う場面もあった。

最後に北村は「今とっても必要なメッセージが詰まっている作品だと思います。いろんなものを届けて背中を押したいし、『東京リベンジャーズ』という作品が勇気のひとつになればいいなと思います」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

映画『東京リベンジャーズ』は全国で公開中!
監督:英勉
出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗/間宮祥太朗/吉沢亮
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社 ©2020「東京リベンジャーズ」製作委員会