本年度カンヌ国際映画祭ある視点部門出品作品『ブルー・バイユー(原題)』が2022年に日本で公開されることが決定した。

『トワイライト』シリーズで俳優として知られ、監督としても2017年サンダンス映画祭観客賞NEXT部門、2018年インディペンデント・スピリット賞Someone to Watch Awardなど数々の賞を受賞したジャスティン・チョンが、監督・脚本・主演を務める愛と感動の物語。共演は、2015年『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。

本作は、2021年の第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた。各国のメディアからは「すべての瞬間が魅惑的に美しい(PLAYLIST)」「魂を揺さぶられる傑作(HOLLYWOOD REPORTER)」と絶賛された話題作が9月17日の全米公開に続き、2022年に日本で公開される。

韓国で生まれ、わずか3歳で遠くアメリカに養子に出された青年が、強制送還され、二度と戻れない危機に瀕したらどうするか?不器用な生き方しかできない男、大きな愛で支えようとする女、父親を失う不安を抱える少女。家族を襲う不幸に3人は打ち勝つことができるのかを美しい映像と共に力強く描く。今回解禁されたUS版予告編では、幸せに暮らす3人の家族が不幸に見舞われ、そこから必死に抜け出そうとする様子が映し出されている。

US版予告編

ストーリー

韓国で生まれ、3歳の時に養子としてアメリカに連れてこられたアントニオは、シングルマザーのキャシーと結婚し、娘のジェシーと3人で貧しいながらも幸せに暮らしていた。ある時、些細なことで警官とトラブルを起こし逮捕されたアントニオは、30年以上前の書類の不備で移民局へと連行され、強制送還されて二度と戻れない危機に瀕してしまう。キャシーは裁判を起こして異議を申し立てようとするが、最低でも費用が5千ドルかかることがわかり途方に暮れる。家族と決して離れたくないアントニオはある決心をする―。

映画『Blue Bayou(原題)』は2022年に全国で公開!
監督・脚本・主演:ジャスティン・チョン
出演:アリシア・ヴィキャンデル、マーク・オブライエン、リン・ダン・ファム、エモリー・コーエン
配給:パルコ ユニバーサル映画
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