映画『子供はわかってあげない』の劇中アニメ『魔法左官少女バッファローKOTEKO』特別映像が解禁された。

本作で描かれるのは、主人公・美波とシャイで素朴な青年・もじくんとの甘酸っぱすぎる初恋や、ジェンダーレスな雰囲気を漂わせるもじくんの兄で迷(!?)探偵・明大との本当の父探しや、元教祖の実父・友充との再会といった、ちょっぴり“ワケあり”だけれど、ステキな人々とのクセになる、まさかの超“青春映画”。主人公・美波役を上白石萌歌、もじくん役を細田佳央太が務め、また彼女たちを取り巻く個性的な大人たちに豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治ほか実力派の名優陣が揃い、物語をカラフルに広げる。

今回、本作で劇中アニメとして使用される『魔法左官少女バッファローKOTEKO』の映像が解禁された。『魔法左官少女バッファローKOTEKO』は上白石萌歌演じる主人公の美波と細田佳央太演じるもじくんがお互いに好きなアニメ。このアニメをきっかけふたりの距離は縮まっていくことになる重要なキーとなる劇中アニメだ。

映像は映画内では見ることが出来ない、富田美憂の歌声に乗せたEDまで含まれるここでしか見られない特別バージョン。本作のアニメーション制作は『デジモンアドベンチャー tri. 第1章~第6章』(15~18)などの颱風グラフィックス、監督は『劇場版 王室教師ハイネ』(19)などの菊池カツヤ、キャラクターデザインは『劇場版 王室教師ハイネ』(19)などの奥山鈴奈が務める。

注目すべきは劇中アニメの枠を飛び越えた超豪華な声優陣。KOTEKO役に富田美憂、セメント伯爵役に浪川大輔、モルタル役に櫻井孝宏、コンクリ太郎役に鈴木達央、聖徳太子様役に速水奨といった日本を代表する声優陣が顔を揃えている。沖田修一監督もこの劇中アニメにかなりのこだわりを持っていたようで、架空のWikipediaまで独自に作成し、本編では描かれていない1話分すべての台本を書き起こしていたという熱の入れようだったという。

富田美憂 コメント

――KOTEKOについて
左官の魔法少女ということで、一体どんな子なんだろう、、、!とドキドキしましたが、とても仲間思いで元気いっぱいで、演じながら私も勇気づけられるような子でした。
是非表情豊かなKOTEKOに癒されていただきたいです。
――OP/ED曲について
まさか歌まで歌わせていただけるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです!
OPはみなさんもきっと口ずさみたくなるようなキャッチーさが魅力ですし、打って変わってEDではちょっぴりしっとりしたKOTEKOを感じていただけるような、そんなステキな2曲になりました!

浪川大輔 コメント

セメント、、、ひとりではなーんにもできない、、、そう、、なーんにも、、、だから!
みんなの力を貸してくれ!映画、観てくれ!
笑い、哀愁、感動、もうそれはそれは沢山の涙が溢れ出る!それで、溶けても構わない!な!モルタル!コンクリ!
KOTEKO、みんなの心を君の魔法でハッピーに塗り替えてくれ!頼んだぞ!

劇中アニメ『魔法左官少女バッファローKOTEKO』特別映像

そして、今回公開された映像でも聴くことが出来る富田美憂の歌うOP/ED曲も収録された映画オリジナル・サウンドトラックが本日より各種ダウンロード、ストリーミングサービスにて配信中。本作の音楽を担当したのはソロユニット“agraph”としても活躍しながらドラマや映画など様々な作品で音楽を担当し、最近ではテレビアニメ「チェンソーマン」の音楽を担当することも発表され話題の牛尾憲輔。沖田監督とのタッグが『モリのいる場所』以来二度目となる牛尾の音楽は、美波ともじくんのひと夏を瑞々しくもセンチメンタルに彩っている。配信サイトは こちら

映画『子供はわかってあげない』は2021年8月13日(金)よりテアトル新宿で先行公開、8月20日(金)より全国で公開!
監督:沖田修一
出演:上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、古舘寛治/斉藤由貴/豊川悦司
配給:日活
©2020「子供はわかってあげない」製作委員会 ©田島列島/講談社