天才作家が仕掛ける謎解きエンター<転>メント映画『鳩の撃退法』の風間俊介演じる幸地秀吉の場面写真が解禁された。
第157回直木賞受賞作『月の満ち欠け』など佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高い『鳩の撃退法』。原作では小説表現の臨界点を超えた、まさに先の読めないストーリーが展開される。映画化決定に「これ、どうやって映画化するの!?」「予告編観たけどめちゃくちゃ気になる!」と話題を呼んでいる。天才作家・津田伸一役を藤原竜也が演じるほか、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司ら豪華キャストが集結し、監督はTVドラマ「赤めだか」でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくTVドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。
本作で風間俊介が演じるのは4歳の娘を持ち、家族3人で幸せに暮らしているバーのマスター・幸地秀吉。秀吉が深夜のコーヒーショップで小説を読んでいたところに天才作家の津田伸一(藤原竜也)が居合わせ、2人は小説談議に花を咲かせることになる。しかし、ある日突然秀吉は家族と共に姿を消してしまう―。この津田と秀吉の出会いが【一家失踪事件】を引き起こし、さらには【謎の偽札】、【裏社会の男】といった大きな謎に関わり、物語を大きく動かしていくことになるのか?
今回解禁された場面写真では血で汚れた顔で立ち尽くす秀吉が切り取られており、秀吉の身に何が起こったのか、壮絶なドラマを予感させる一枚となっている。幸せな家庭を持つ男とは思えない、謎めいた影を持つ“幸地秀吉”はどのように物語に関わり、どのような結末を迎えることになるのか…。
秀吉を演じた風間は「正直な話、自分がパズルのピースの一つなので、まだ(全体が)分からないんですけど、そこが最大の魅力なのかなと思っているんです。この仕掛けって文学的だと思うんですよ。文章とか本の世界で繰り広げる手法に真っ向から映像が挑んだ形なので、どうなるのか僕にも全く分からないんです。だからこそワクワクしているんですよね」と未だ物語の全貌が見えてこない観客参加型謎解きエンター<転>メントと称された『鳩の撃退法』の魅力と期待の高さをコメントしている。幸地秀吉の行方とともに作品に潜む謎とは…。
映画『鳩の撃退法』は2021年8月27日(金)より全国で公開!
監督:タカハタ秀太
出演:藤原竜也、土屋太鳳/風間俊介、西野七瀬/佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太/岩松了/村上淳、坂井真紀、濱田岳、ミッキー・カーチス/リリー・フランキー/豊川悦司
配給:松竹
©2021「鳩の撃退法」製作委員会 ©佐藤正午/小学館