海外TVシリーズ『ラヴクラフト・カントリー<シーズン1>』のデジタル配信&DVDレンタル開始を記念して、スーパーミステリー・マガジン月刊「ムー」の表紙をイメージしたコラボビジュアルが解禁された。
本作はマット・ラフが2016年に刊行した同名の小説「ラヴクラフト・カントリー」が原作。米小説家・H.P ラヴクラフトの代表作「クトゥルフ神話」と反人種差別というメッセージを融合させた物語をベースに、社会派とエンターテインメントの要素を掛け合わせた異色の”ダークファンタジーホラー”。1950年代ジムクロウ法が施行されていたアメリカを舞台に、怪奇小説家・ラヴクラフトが描くSF物語を愛する黒人青年・アティカスが、行方不明の父から届いた手紙を頼りに旅に出るところから始まる。その道中で出会った白人至上主義者、モンスター、謎の魔力、悪霊が住む家。そして家族に隠された“秘密”―果たしてこれは現実なのか?物語の幻想か?家族のルーツを辿るため戦う悪夢のロードトリップが、始まる―。
今回、本作のリリースにあわせて、”世界の謎と不思議に挑戦する”をモットーにし、過去には特集企画を組むほど「クトゥルフ神話」を知り尽くしている、1979年創刊の月刊「ムー」とのコラボレーションが実現。同誌の表紙を担当するイラストレーター・zalartworksが表紙風のコラボビジュアルを手掛けるほか、「ムー」の編集長・三上丈晴とコラムニスト・辛酸なめ子による特別対談が叶い、特集記事「『ラヴクラフト・カントリー』恐怖の解体対談!」が2021年9月号(8月6日発売)と、公式サイト ムーPLUSで展開される。
イラストに大きく描かれているのは、本作にも登場するクトゥルフ神話を代表とする生物・ショゴス。ラヴクラフトの原作通り、粘性のある不定形の液状生物で、吸盤のような口を持ち、体には無数の目があるさまを、不気味に、そしてリアルに表現。zalartworksも「人の心の恐怖心を具現化したものが怪物だと思いますが、このドラマに出てくる怪物は正にそれだと思います」とコメントを寄せている。ショゴスの後ろには『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』のジョナサン・メジャース演じる主人公・アティカスの、何かを訴えかけるような表情が意味深だ。”夜の森に佇む恐怖”をイメージして描かれたというイラストからは本作が醸し出すダークさが伝わってくる。
イラストには赤いロゴが大きく配置され、月刊「ムー」の表紙らしさがある一方で、どこか味のある加工がされている。というのも、本作の舞台が1950年代のアメリカであることに因み、当時アメリカを中心に流行していたパルプマガジン(低質な紙を使用した安価なフィクション誌)のエッセンスが加えられているのだ。1950年代にもしも月刊「ムー」が発売されていたとしたら…。タイトルや見出しをよく読むと、本作のキャッチや各話のタイトル、リリース情報なども紹介されているので、よくチェックしてほしい。
『ラヴクラフト・カントリー<シーズン1>』は2021年8月11日(水)よりデジタルレンタル&ダウンロード販売、DVDレンタル開始、Amazon.co.jp限定でBlu-ray発売!
■【Amazon.co.jp限定】ブルーレイ コンプリート・ボックス(3枚組) 13,000円(税込)
出演:ジョナサン・メジャース、ジャーニー・スモレット、コートニー・B・ヴァンス、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、アビー・リー
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
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