1960年代を舞台にしたサイコスリラー映画『すべてが変わった日』の本編映像が解禁された。
本作はダイアン・レイン、ケビン・コスナー共演の最新作。1960年代を舞台に、暴力的な男と再婚した義理の娘と孫を連れ戻すべく、常識が通用しない異様な一家に立ち向かっていく夫婦を描く、西部劇の香りを纏わせたサイコスリラーです。共演は、『ファントム・スレッド』の名演で数々の映画賞にノミネート・受賞を果たしたレスリー・マンヴィル、『プライベート・ライフ』のケイリー・カーター、日本では海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』の主演として人気を博したジェフリー・ドノヴァン、ディズニーチャンネルオリジナルムービー『ディセンダント』のジェイ役で注目を集めたブーブー・スチュワートが出演する。
今回解禁された本編映像は、久しぶりの再会を喜ぶマーガレットが孫のジミーを抱きしめている場面から始まります。ローナの再婚相手の母親・ブランチは、マーガレットにジミーと触れ合う束の間の時間を与えるとすぐさまジミーに冷たく声をかけ、自分の足でベッドへ向かうよう指示。ブランチの高圧的な振る舞いにもローナは何も言わず、顔色をうかがっている。
孫を可愛がっているようには見えない雰囲気に訝しげなマーガレットが、ジミーを手放さず抱きかかえたままでいると、一家の用心棒的存在のビルが「逆らわないで お婆ちゃん ボスのルールだから」と不気味な笑みでにじり寄り、ブランチの息子たちも敵意を剥き出し、たちまち一触即発の雰囲気に。この一瞬で、一家がブランチの絶対的支配下にあることが見て取れ、マーガレットとジョージが対峙しなければならない相手が一体どんな人物でるかが明らかになっていく、物語が一気に加速する重要な一幕になっている。
このシーンが映画の中で最も重要な場面の1つになることが分かっていたというベズーチャ監督は、リハーサル期間に立ち会って演技指導を行い、そのため俳優たちは撮影に入る前にあれこれ試してみることができたそう。監督は「ダイアンは舞台女優で、レスリー・マンヴィルも舞台女優です。ジェフリー・ドノヴァンは素晴らしいベテラン舞台俳優で、ケイリーの初仕事はロンドンの舞台でした。私はリハーサルが大好きで、彼らも同じです。一瞬の演技の中に隠された真実を共に発見する喜びがあるからです。ダイアン・レインやケビンといった映画スターにとって、今回の撮影はカメラを回さずにリズムをつかむ興味深い経験となりました」と撮影を振り返っている。
本編映像
映画『すべてが変わった日』は2021年8月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督・脚本:トーマス・ベズーチャ
出演:ダイアン・レイン、ケビン・コスナー、ケイリー・カーター、レスリー・マンヴィル、ウィル・ブリテン、ジェフリー・ドノヴァン、ブーブー・スチュワート
配給:パルコ ユニバーサル映画
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