藤原竜也×松山ケンイチW主演映画『ノイズ』に神木隆之介が出演することが発表された。
絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”――過疎化に苦しむ島だったが泉圭太が生産を始めた“黒イチジク”が高く評価され、希望の兆しが見えていた。そんな日常が小御坂睦雄の登場で一変。圭太と猟師・田辺純、新米警察官・守屋真一郎の3人は圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。この殺人を隠す3人だが、なんと小御坂は元受刑者のサイコキラーだった。殺人、警察の捜査、島民たちの結束、次々と増える第2、第3の死体…。果たして圭太たちはすべてを隠し通せるのか?凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意<ノイズ>が、染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。泉圭太役を藤原竜也、幼馴染の田辺純役を松山ケンイチが演じる。
今回、2人の幼馴染で新米警察官の守屋真一郎役を神木隆之介が演じることが発表された。神木が演じる守屋は、幼い頃からの夢だった、故郷の猪狩島にある駐在所での勤務が決まったばかりの新米警察官。圭太(藤原竜也)と純(松山ケンイチ)を兄のように慕い、正義感にあふれる男だ。一方で母を大切に思う心優しい一面も。
神木は2005年、映画『妖怪大戦争』で主演を務め、第29回 日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以後も話題作に出演をしており、『桐島、部活やめるってよ』では文科系ヘタレ男子高校生を演じるなど、確かな演技力で幅広い役柄をモノにしてきた実力派俳優。『千と千尋の神隠し』、『サマーウォーズ』、『君の名は。』、『天気の子』などでは声優としても活躍。
神木は「藤原竜也さん、松山ケンイチさんが出演されると聞き、さらに、企画と脚本にも魅力を感じ、何が何でもこの作品に参加したい!と、思いました。」と本作への強い想いを語り、「駐在所の警察官としての正義を持ちながらも、事件に巻き込まれていった真一郎を、少し情けないように演じるよう心掛けた」と役柄への向き合い方を語っている。
神木と藤原は、2014年公開『るろうに剣心 京都大火編』以来7年振りの共演。一方の松山とは2012年NHK大河ドラマ「平清盛」で共演、松山演じる清盛に相対する源義経を熱演した。また神木と松山は映画では初共演。神木は「毎シーン、毎シーンが楽しかったです。藤原さん、松山さんお二人との共演は安心感がありましたし、立ち居振る舞いも間近に見ることができて、ワクワク、ゾクゾクする現場だった」と撮影を振り返っている。
神木隆之介(守屋真一郎役)コメント
藤原さん、松山さん。憧れのお二人の近くで一緒に素敵な時間を過ごすことができて本当に幸せでした。
お二人が出られていた作品のファンだったので嬉しかったです。そして、廣木組に参加出来たことも貴重な経験となりました。感謝しかありません。
この「ノイズ」という作品は、今までにない緊張感が味わえる究極の新感覚サスペンスです。ぜひ、映画館で目撃者になってください。
北島 直明(企画・プロデューサー)コメント
藤原さん、松山さんと共に“殺人を無かったことにする”為に死体を隠蔽する共犯者、しかも、警察官なのに“嘘をつく”という難しい役をどなたに演じて頂くか、相当悩みました。お二人のエネルギーを受け止め、負けないパワーを持っている役者…そこで思い至ったのが、これまで、実写・アニメ問わず、ありとあらゆる難役を演じて来られた神木隆之介さんです。実際にこのお三方の芝居合戦は、上質な舞台のようであり、殴り合いのバトルロワイアルのようであり…。ほぼ全てのシーンが1テイクOKだったと思います。そして、映画後半にある4分以上の長回し1カットの神木さんの一人芝居…息が止まり、涙が出ます…“衝撃”です。神木隆之介さん、すごい役者です。この役を引き受けて下さり、本当に良かったと監督・スタッフ一同、感謝しています。
映画『ノイズ』は2022年に全国で公開!
監督:廣木隆一
出演:藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介
配給:ワーナー・ブラザース映画
©筒井哲也/集英社 ©2022映画「ノイズ」製作委員会