NBAプレイヤーのレブロン・ジェームズ主演映画『スペース・プレイヤーズ』の吹替声優陣が発表された。

NBA史上最強のプレイヤーと呼び声の高いバスケットボール選手レブロン・ジェームズを主演に迎えた本作。物語の舞台は映画会社ワーナー・ブラザースのAIスーパーサーバー。ゲーム開発の夢をもつ息子ドンと“バスケットボール界のキング”父レブロンが、誰もが一度は見た事のある有名なキャラクターが存在する究極の《無限バーチャル・ワールド》に迷い込む。邪悪なバーチャル・ワールドの王アル・G・リズム(アル・ジー・リズム)からゲームの勝負を挑まれたレブロンが突然飛ばされた映画の世界は、歴代ワーナー作品と人気キャラクターが作品の垣根を超えて登場する、まさに“ワーナー・ブラザース祭り”。キングコングやマトリックス、ジョーカー、ワンダーウーマン、マッドマックス、ペニーワイズなど、数々の映画キャラクターが出演する。

今回、夏のお祭りのようなエンターテインメント超大作である本作にふさわしい“垣根を軽々と超えた”豪華吹替声優陣が発表された。劇中でもNBA・WNBAの選手たちが演じる敵チーム<グーンスクワッド>のキャラクターには元日本代表選手でもある中澤佑二、丸山桂里奈、村上佳菜子、そして芸能界きってのNBA好きとしても知られる一方で映画も愛する田中直樹(ココリコ)、バスケットボール好きとしても知られゲームクリエイターの一面も併せ持つ野田クリスタル(マヂカルラブリー)が決定。また、楠大典、津田健次郎、甲斐田裕子、八代拓、山口勝平、深水由美、高木渉、こおろぎさとみ、三ツ矢雄二、小形満、玄田哲章、江原正士、龍田直樹、石井康嗣、京田尚子、チョーら声優陣が参加する。

ロサンゼルス・レイカーズのフォワードとして活躍中のアンソニー・デイビス選手役/ザ・ブロウ役を担当する田中直樹は映画のようなバーチャル・ワールドについて「(興味は)あります!夢のようなキャラクター達と一緒に生活できるわけですもんね。でも(そこから)出れるという約束がないと嫌です、仕事もあるので(笑)。レブロンのように必死になって勝ちにいくと思います。」とコメント。さらに『スペース・プレイヤーズ』に以前から注目していたそうで、声優決定の際には思わず「やったー!」と言ってしまったという。

NBAのプレーオフでレブロン・ジェームズと対戦もしているスーパープレイヤーで現在アメリカ代表として来日中のデイミアン・リラード選手役/クロノス役を担当する中澤佑二は、「(今回のアフレコで)実際にレブロンと対決しているような気持ちになれた」と話し、もし実際にレブロンを止めるとしたら?と聞かれると「(レブロンは)サッカー界でいうクリロナ(クリスティアーノ・ロナウド)。とにかく2~3人で囲むかたちでゴールからなるべく遠ざけたところでプレーしてもらう。」とさすが元日本代表のディフェンダーとして君臨した片鱗を感じさせるコメントを残す。

オールスター常連のクレイ・トンプソン選手役/ウェット・ファイヤー役を担当する野田クリスタルは「バスケ好きとして(レブロンは)いつかは倒さなきゃいけない存在だと思ってたので、こうやって(映画の中で)闘えてよかった。次は実際に会って、レブロンの頭の上からダンクをかましたい。」と憧れの存在への闘志を燃やす。

WNBAの新人賞や6度のオールスター出場と優勝経験もあるネカ・オグウマイク選手役/アラクネカ役を担当する丸山桂里奈は「ネカ選手は現役の時の自分に似ている」と愛着を語り、さらに好きなWBキャラクターは“キングコング”だと明言している。4度の金メダルを獲得したダイアナ・トーラジ選手役/ホワイト・マンバ役を演じる村上佳菜子は、大好きなキャラクターだというトゥイーティーらと敵対する役どころについて、「(敵キャラとして)悪い部分を出さなくてはいけなかったが、なかなか声を低くしたりするのが難しかったけれどお腹の底から精一杯出しました」と語る。

主演のレブロン・ジェームズ役に楠大典、マーベル俳優としても馴染みのあるドン・チードルが演じるアル・G・リズム役には津田健次郎、ワンダーウーマン役に甲斐田裕子、レブロンの息子ダリウス役には八代拓と人気声優陣が参加。最強チームを探すレブロンに協力(?)するルーニー・テューンズのバッグス・バニー役に山口勝平、ローラ・バニー役には深水由美、ダフィー・ダック役には高木渉、トゥイーティー役にはこおろぎさとみ、スピーディー・ゴンザレス役には三ツ矢雄二、マービン・ザ・マーシャン役には小形満、フォグホーン・レグホーン役には玄田哲章、シルベスター役には江原正士、ポーキー・ピッグ役には龍田直樹、ヨセミテ・サム役には石井康嗣、グラニー役には京田尚子、エルマー・ファッド役にはチョーなどレジェンド声優たちが大集結した。

山口勝平(バッグス・バニー役)コメント

吹き替えはいつものみんな!早く報告したかった~♪
今回はバッグスと共に歩んできた25年の中でも、
特に感慨深い収録となりました。
ルーニー・テューンズのメンバーはみんな元気です!
是非、会いに来てね!劇場で待ってるよー♪

深水由美(ローラ・バニー役)コメント

バッグスをしつこく追いかけ回す、クレイジーなローラを
ずっと演じてきたので、スペース・プレイヤーズの
クールで勇ましいローラがとても新鮮でした!
ルーニー・テューンズの皆に再会し、
eスポーツでバトルできるなんて。。最高です!!

高木渉(ダフィー・ダック役)コメント

ダフィー・ダックの吹替えをして25年。
僕にとってはライフワークともいえる愛すべきキャラクターです。
お馴染みルーニーのキャラクターたちが実写の世界で大活躍。
ワーナーならではの夢のような時間をぜひお楽しみください。

こおろぎさとみ(トゥイーティー役)コメント

トゥイーティーを演じた後は『トゥイーティー語』が
なかなか抜けず、しばらく 社会語復帰が大変です(笑)。
いつでもルーニー達はみなさんと一緒にいてくれます。
楽しい時も悲しい時も、これからもずっと。

三ツ矢雄二(スピーディー・ゴンザレス役)コメント

初めてゴンザレスに声を吹き込んだのがいつなのか、
忘れました。とにかく面白い。声を吹き込むために
何度も見たけど、何度見ても面白い。大人も子供も
誰だって楽しめちゃう、そんな素敵な映画です。
僕の役のゴンザレスは、うな重の山椒みたいな役です。
山椒は小粒でピリッと辛い。ちっちゃいけど、どこにいるか探してね。

小形満(マービン・ザ・マーシャン役)コメント

三代目マービン役初出演は5年くらい前です。
独特の発想で何でも面白くしてしまう愛すべきキャラクター達、
そして熱狂的なファンの多いNBA スターとのヴァーチャル共演は
正にみんなの夢。その可能性は無限大です!

玄田哲章(フォグホーン・レグホーン役)コメント

アニメと実写が合わさって、どうマッチするんだ!?
と思いましたが、ルーニー・テューンズたちも一生懸命猛練習して、
チームに加わってとてもドラマチックに描かれています。
テンポが良く、とても楽しい、期待を裏切らない作品になっています!
ワクワクして劇場にいらっしゃってください。

江原正士(シルベスター役)コメント

30数年前にシルベスターと出会ってからますます
パワーアップし続けるルーニーの仲間たち!
今回は最高の大ハシャギでぶっちぎりでーす、
ご期待下さい!!

龍田直樹(ポーキー・ピッグ役)コメント

ポーキー・ピッグ!私が生まれる前から既に居た!
つまり、まともに数えれば80…○才?えっ、ホントに⁈
とてもそうは見えません!
可愛く、元気で、歳とらない!
私もP・Pに「ああ、あやかりたい!」

石井康嗣(ヨセミテ・サム役)コメント

僕が初めてヨセミテ・サムに声をあてたのは
2014年のことです。
これぞアメリカンギャグアニメという展開は今回の映画でも
健在で、いい意味でばかばかしく痛快です。
難しいことは考えずに楽しんじゃってください!

京田尚子(グラニー役)コメント

この作品をつくるのは本当に大変だったろうなぁと思いますね。
アテレコもスポーツしてるみたいでしたよ。
今作は、いつものグラニーよりも若く、活発に、強く演じました。
みんなそれぞれが活躍しますので、お楽しみに!

チョー(エルマー・ファッド役)コメント

なが~~~いお付き合いですね、エルマー・ファッドさん。
でも、ヴァーニーとエルマー、同じ役者さんが声を
演じているというのをつい最近知ったんですよ。
もう、びっくり!!!すごいですね~!
楽しんでますね~!遊んでますね~~!!

映画『スペース・プレイヤーズ』は2021年8月27日(金)より全国で公開!
監督:マルコム・D・リー
出演:レブロン・ジェームズ、ドン・チードル、セドリック・ジョー、ソネクア・マーティン=グリーン、ゼンデイヤ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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