沖縄・コザを舞台に70年代と現代が交錯するタイムスリップ・ロックンロール・エンターテイメント『ミラクルシティコザ』が2020年2月4日(金)より全国で公開されることが決定した。
第3回未完成映画予告編大賞グランプリならびに堤幸彦賞を受賞し、桐谷健太を主演に迎えて映画化された本作は、沖縄・コザを舞台に70年代と現代が交錯するタイムスリップ・ロックンロール・エンターテイメント。コザで暮らす翔太の前に、交通事故で亡くなったはずの祖父ハルが現れる。祖父はかつて、ベトナム戦争に向かう米兵たちを熱狂させた伝説のロックンローラーだった。ハルが「やり残したことがある」と翔太の体をのっとると、翔太の魂は1970年へとタイムスリップしてしまう。翔太はそこで驚きの真実を知り、あるサプライズを思いつく。
桐谷健太が演じるのは、翔太の魂が体に入ってしまった70年代のハル。また、1970年代に沖縄で活躍した伝説のハードロックバンド“紫”のジョージ紫を筆頭とするメンバーが、ストーリーに共感し代表曲を提供。劇中で登場するバンドのライブ音源を新たにレコーディングしたほか、当時のライバルバンド、コンディション・グリーンの楽曲も採用された。
今回、公開決定と合わせて、特報映像とポスタービジュアルが解禁された。ポスタービジュアルは、ハル率いるバンドが表紙を飾る70年代音楽雑誌ふうのサイケデリックなデザイン。昔からずっと貼ってあったようなレトロ風加工(エイジング加工)など、70年代の空気感が凝縮した一枚となっている。ポスターの撮影、アートディレクションを手掛けたのは、 BOØWYなどの音楽アーティストの撮影やレコードジャケット制作で活躍してきた加藤正憲。エグゼクティブプロデューサーの神 康幸が、かつて副編集長として創刊した音楽雑誌「パチパチ」でロックビジュアルの金字塔を創り上げた加藤正憲に声をかけ快諾を得た。加藤は、今回の撮影現場で平一紘監督をはじめ若いクリエイターたちの熱気と、桐谷健太などの役者たちの真剣な姿に刺激を受け、沖縄の滞在日を延長してまで写真撮影に臨んだ。
特報映像
桐谷健太 コメント
僕の大好きな沖縄。色んな想いや感情を抱えた沖縄。たくさんの知らなかった沖縄。この映画は(基本的に)コメディー映画です。ファンタジーの要素や音楽、ばかばかしさも含んでいます。
そしてその根っこには沖縄の人たちと、沖縄にいた人たちの強いエネルギーがあります。
決して小難しい映画ではありません。だけど輝く何かがある。と信じています。追伸 この映画で沖縄の海が出てくる場面はワンシーンだけです。あしからず。
平一紘(監督)コメント
1970年。本土に渡るにはパスポート、買い物はドル。ベトナム戦争特需の超好景気。金と音楽、そして様々な問題に溢れた沖縄を、コザで生まれ育った僕なりにコメディ映画にしました。本土復帰50周年となる年に公開されるこの映画に三線や青い海、優しいオバァは出てきません。ただ、この超ローテンションになってしまいそうな時代にインパクトを与える南の島からの観るエナジードリンク!そんな映画を作ったつもりです!ご期待ください!
映画『ミラクルシティコザ』は2022年1月21日(金)よりシネマQ・シネマライカムほか沖縄で先行公開、2月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開!
監督・脚本:平一紘
出演:桐谷健太/大城優紀、津波竜斗、小池美津弘
配給:ラビットハウス
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