岡田准一主演『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の本編映像が解禁された。
岡田准一主演で、2019年に公開された映画『ザ・ファブル』。累計900万部の人気を誇る原作コミック「ザ・ファブル」(講談社ヤンマガKC刊)を映画化した同作は、世界基準アクション、ハッピーな笑い、そして超豪華キャスト共演が大きな反響を呼び、笑撃の大ヒットを記録。岡田准一、木村文乃、佐藤浩市、佐藤二朗、山本美月、安田顕、井之脇海ら前作に引き続き出演する豪華キャストと、堤真一、平手友梨奈、安藤政信ら新たに参戦するキャストが入り乱れ、前作をはるかに超えるアクションと笑い、そして衝撃のラストが待ち受ける、アドレナリン全開の超大作エンターテインメントが誕生する。
本作の見どころは何といっても随所に散りばめられたアクションシーンの数々。岡田准一は主演としてのみならず、ファイトコレオグラファーとして自らアクション制作に携わり、現場では演者でありながらも共演者にアクション指導するその姿から、“岡田師範”と呼ばれていた。そして、岡田にとって“師匠”と呼べる存在が、ブラジリアン柔術の使い手である柔術家の橋本知之選手。そんな橋本選手が劇中に登場。岡田と橋本選手の“リアル師弟対決”も注目ポイントだ。
橋本選手はブラジリアン柔術の選手として活動する傍ら、柔術指導もしており、その中で指導を受けていた岡田から映画出演のオファーを受けて出演が決まった。“弟子”である岡田について橋本選手は「ブラジリアン柔術をする前から色んな格闘技をやっていたので、初心者とは思えないほどの腕前だった」と、そのポテンシャルに太鼓判を押す。こうして実現したのが注目のド派手アクションシーン「団地パニック」で繰り広げられる“リアル師弟対決”。今回、その衝撃的な「超速肉弾戦バトル」の本編映像が解禁された。
宇津帆一派の追っ手を退けて、団地のある一室に入るファブル(岡田准一)。するとそこに一言も発することなく、不気味にファブルを睨みつける一人の男(橋本選手)が登場する。特製の拳銃を使うファブルに対し、謎の男は素手で戦いを挑む。銃弾を躱し、その後は激しい取っ組み合いの戦いへと移っていく。一連の格闘シーンの構築について橋本選手は「岡田さんがシチュエーションを考え、そこにブラジリアン柔術で使う技がどのように入れられるかってことを、僕と岡田さんとで話し合って決めていきました」と語る。
しかし、ブラジリアン柔術は動きの地味さから映画にあまり取り入れられることが少ないと言われている。それについて橋本選手は「確かに実際の試合は客観的に見ても地味。でも例えば実際の打撃と競技の打撃とでは違う。それと同じで、今回劇中で使用した寝技は、初動を早めに動いたりした。何が起きているか、具体的に分からなくてもすごいことをしているというのが伝わればいいと思った」と、あの超速肉弾戦バトルが誕生した経緯を語った。
岡田も「ブラジリアン柔術のデラヒーバからベリンボロという技があって、この技を使っている映画って、たぶん世界でもまだ他にはないんじゃないかな。専門家が見ればすごく沸くと思います」と本作でのこだわりのシーンを語っている。SNSでも「あの格闘シーンはハリウッドを超えてた!」、「もはや芸術」、「技が異次元すぎる」など話題騒然となっている。
本編映像
映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は全国で公開中!
監督:江口カン
出演:岡田准一、木村文乃、平手友梨奈、安藤政信、黒瀬純、好井まさお、橋本マナミ、宮川大輔、山本美月、佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市、堤真一
配給:松竹
©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会