戦時下の研究者の葛藤を描く青春群像劇―『映画 太陽の子』で脚本・監督を務める黒崎博と、主演の柳楽優弥が、福山雅治がレギュラーパーソナリティをつとめるTOKYO FM 『福山雅治 福のラジオ』にゲスト出演する。

パイロット版と言うべきテレビドラマが2020年にNHKで放送され、大きな反響を呼んだ「太陽の子」。ドラマ版とは異なる視点と結末が加わり、ついに物語が完結。主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で“日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた青春群像劇。太平洋戦争末期に実際に海軍からの密命を受け京都帝国大学・物理学研究室が行っていた「F研究」と呼ばれる新型爆弾開発の事実を基に作られたフィクション作品。極秘任務に携わる科学者・修を柳楽優弥、修とその弟がほのかな想いを寄せる幼なじみの世津を有村架純、修の弟で戦地で心に傷を負った軍人・裕之を三浦春馬さんが演じる。ドラマ版とは異なる視点と結末が加わり、ついに物語が完結。時代に翻弄され、それぞれの葛藤や想いを抱え全力で生きた若者たちの、等身大の姿が描かれる。

8月7日(土)放送の『福山雅治 福のラジオ』では、『映画 太陽の子』の脚本・監督を務める黒崎博と、未来のために原子核爆弾の研究開発を進める科学者・石村修役で主演を務める柳楽優弥がゲスト出演。映画の主題歌「彼方で」を担当する福山雅治は作品について「僕も、過去にこの番組で被爆二世であると発言して、その時の反響に感じた違和感と、出身の長崎ではごく当たり前で生きてきたということもあって、2014年にやっと『クスノキ』という歌にすることができました。その後も、どうやってこの経験をエンタテインメントに盛り込んでいくのだろうと、ずっと表現したいと思ってきたましが、この『映画 太陽の子』を観て、やっと誕生した、と思いました。感動しました。とてもいい作品ですね」と感想を2人に伝えた。

主演をオファーされた時の気持ちを福山から尋ねられた柳楽は「直感でやってみたいと思いました」と回答しつつ、どんな想いで役と向き合ったか、どのように役作りをしたか、演じていく中でどう変わっていったかなどを紹介。黒崎博監督からは、柳楽優弥がこの役を演じたことについて、幼馴染役を演じた有村架純、弟役を演じた三浦春馬、三者三様の個性について語られた。

番組ではさらに、福山が印象に残ったというあるシーンの撮影エピソードについて、黒崎監督・柳楽それぞれの視点で紹介。また、着想から12年以上をかけて公開となったこの作品の着想のきっかけとなった黒崎監督とある日記との出会いについても紹介される。

黒崎博監督と柳楽優弥がゲスト出演する『福山雅治 福のラジオ』は、8月7日(土)14:00~TOKYO FMで放送。

番組概要

タイトル:『福山雅治 福のラジオ』
放送日時:毎週土曜14:00~14:55
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネット
番組サイト: こちら
提供:キユーピー、ダンロップ、楽天カード、ワールドファミリー

『映画 太陽の子』は2021年8月6日(金)より公開!
監督・脚本:黒崎博
出演:柳楽優弥、有村架純、三浦春馬、イッセー尾形、山本晋也、ピーター・ストーメア、國村隼、田中裕子
配給:イオンエンターテイメント
©2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ