ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による「CUBE」を菅田将暉主演でリメイクした映画『CUBE 一度入ったら、最後』の場面写真が解禁された。
今なお全世界でカルト的人気を誇るヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』(1997)。20年以上の時を経て世界初公認リメイクとなった本作は、今尚語り継がれる衝撃的な設定をそのままに、原作をリスペクトしたスリリングで緊迫感みなぎる要素を緻密に張り巡らせた<完全オリジナルストーリー>を展開。主演の菅田将暉をはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎と日本屈指の名優たちが勢揃い。謎の立方体「CUBE」を舞台に、ヴィンチェンゾ・ナタリ自身もクリエイティブ協力で参加し、作品クオリティの底上げを図った劇薬系密室エンタテインメント。
今回解禁された場面写真では、謎の立方体=CUBEに閉じ込められた6人の姿を映し出している。不穏な気配漂う「CUBE」内の全方向にある謎の扉を開け、脱出を試みるエンジニア・後藤裕一(菅田将暉)。無限と続くその先の部屋(CUBE)で、一体何が起こるのか、どんなトラップが仕掛けられているのかは一切不明。意を決した様な表情を浮かべ振り返る後藤の真意とは…。
また、<青色の部屋>の中で、後藤をはじめ、団体職員・甲斐(杏)、フリーター・越智(岡田将生)、中学生・千陽(田代輝)、何故か裸足姿で靴を担いでる整備士・井手(斎藤工)ら年齢も性別も職業もバラバラの面々が集い、会社役員・安東(吉田鋼太郎)の話に耳を傾けているシーンのほか、後藤、千陽、甲斐の3人がしゃがみ込んでいる場面では、後藤と千陽が誰かに何かを訴えかけている様子も。
さらに、<オレンジ色の部屋>の中で、怒りに満ちた表情を見せる安東と、反対に余裕の笑みを浮かべて安東を見つめてる越智。【CUBEが赤く染まる時は、誰かの殺意を感知する時…】2人の表情が意味するものとは一体。そして、肩に痛々しい傷を負った井手が後藤の胸ぐらを掴みあげて激昂するシーンや、<緑色の部屋>の中で、何かを見て怯えた表情を見せる越智と、目を見開き驚く甲斐の姿をとらえたシーンも公開された。
どの写真も「CUBE」の殺人トラップばかりでなく、互いの素性を知らない6人が極限状態の中繰り広げる展開の行方が気になるシーンばかり。「一度入ったら、“最期”」果たして6人の運命は…。目的も理由もその全てが謎の立方体。ますます謎が深まっていく本作だが、まだたくさんの謎が隠されている―。
映画『CUBE 一度入ったら、最後』は2021年10月22日(金)より全国で公開!
監督:清水康彦
出演:菅田将暉、杏、岡田将生、柄本時生、田代輝、山時聡真、斎藤工/吉田鋼太郎
配給:松竹
©2021「CUBE」製作委員会