『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』のジャパンプレミア試写会が8月9日(月・祝)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、山寺宏一、宮野真守、ファーストサマーウイカが登壇した。

本作は、死亡率最悪の刑務所に収容されている、究極の悪党=“極”悪党たちが、出所を引き換えに成功率ほぼ0%のデス・ミッションに過激に挑む姿を、爽快且つド派手に描くアクション超大作。首の後ろに爆弾が埋め込まれ、命令に背けば即死、ミッション失敗でも即死というもはや自殺級といっても過言ではない状況下にもかからず、ノリとテンションで任務を遂行してゆく彼らの活躍を描くのはジェームズ・ガン監督。キャストには、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ジェイ・コートニー、ヴィオラ・デイヴィスに加え、イドリス・エルバも“極“悪党として参戦。さらにマイケル・ルーカー、ジョン・シナ、デヴィッド・ダストマルチャン、ダニエラ・メルキオールなどの実力者が一癖も二癖もある個性的すぎるキャラクターを演じ、シルベスター・スタローンも参戦。

今回行われたイベントには、本作で日本語吹替え声優を務める山寺宏一(ブラッド・スポート役)、宮野真守(ポルカドットマン役)、ファーストサマーウイカ(ソル・ソリア役)が登壇した。

この日はキャラクターにちなんだ衣装で登場した3人だが、「スタイリストが『あんなのありますか!?』」とブラッド・スポート風の衣装探しに苦労した様子の山寺だが、見事探してきたこの日の衣装は「僕のいつも着ているブランドのサンプルです」と、来年の春夏物を一足早く借りてきたことを明かし、会場は拍手に包まれた。

宮野は一見“ドット”要素が見られず、「(全身水玉は)やめました。あとカラフルもやめました」と明かし、ネクタイのドットを披露した。一方で、ウイカは自身の役どころとは異なるハーレイ・クインをイメージした衣装で登場し、「強くなった気がします」と笑顔を見せた。

イドリス・エルバの吹替は本作が3度目という山寺だが、「共演する人が、大塚明夫さんとか、宮内(敦士)さん、すごい声をしているんですよ。そこに負けまいと一生懸命がんばりました」と笑いながら明かした。また宮野は「翻訳が素晴らしいと思った。ふざけてるんではなくて、やり取りで笑えるのが本当に素晴らしい」と吹替版の見どころを語った。

また、ウイカは本作でのハーレイ・クインについて「観たことがない一面を見れました」と言い、「ハーレイのたたずまいに泣きそうになりました」とコメントし、山寺からは「もちろんアクションもすごい!」とその魅力を語った。

イベントでは、ジェームズ・ガン監督からのメッセージ映像が上映され、以前に監督と会ったことがあるという山寺は「すごく感じのいい方。こんなにテンション高くしゃべってくれる方います?それが映画に詰め込まれているので、本当にお客さんを楽しませようと」と称賛。本作についても「ギャグのシーンとかおもしろいシーンもいっぱいあるんですけどもちろんそれだけではないので。ちゃんとストーリー性もありますし、どういう運命を背負っているのかなというところも垣間見せてくれると言うところが、ジェームズ・ガンのうまさだなと思います。そこで胸にグッと迫るところもあったりする」とコメント。

さらに宮野は「誰が見てもおもしろい映画ってあるんだなと心から思いました。ぐっと心に染み入って涙する部分だったり、心が震えてしまう部分がたくさんあるんですけど、最初から最後まで笑っていられるってなんて素晴らしいんだろうと思いました」と本作の見どころを語った。

【写真・文/編集部】

映画『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』は2021年8月13日(金)より全国で公開!
監督:ジェームズ・ガン
出演:マーゴット・ロビー、イドリス・エルバ、ジョン・シナ、ジョエル・キナマン、ピーター・カパルディ、シルベスター・スタローン、ヴィオラ・デイヴィス
配給:ワーナー・ブラザース映画
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