映画『サンダーバード55/GOGO』の特報映像が解禁され、併せて映画監督の樋口真嗣が構成担当を務めることが決定した。

1965年にイギリスで、翌年に日本で放送が開始され、英国テレビ界の名匠ジェリー・アンダーソンの代表作にして、スーパーマリオネーションと呼ばれる独自の撮影手法を駆使した特撮人形劇の最高傑作として名高いテレビシリーズ「サンダーバード」。人形の独特な動きや、ユニークな近未来的メカデザイン、人形劇とは思えないダイナミック特撮描写はテレビ界の常識を塗り替えたとも言われ、劇場用長編版も2本製作されているほか、2004年には実写版リメイク、2015年には新たにCGアニメーションが制作されるなど、現代まで世界中のファンに愛され続けている。

日本放送開始55周年を祝して発足された「サンダーバード55周年プロジェクト」。その目玉企画として公開される本作『サンダーバード55/GOGO』は、本国イギリスの熱狂的なサンダーバードファンのクラウドファンディングによって制作された3話のエピソードを日本公開用に独自に再編集した特別版。これらの3話のエピソードは当時ラジオドラマとして書かれた脚本をもとに、はじめて映像化された。オリジナルへのオマージュとしてスーパーマリオネーションの伝統的な技術を駆使して撮影され、完全新作として蘇った。

今回、本作『サンダーバード55/GOGO』の特報映像が解禁された。オリジナル作品で最も有名な、あのカウントダウンが新たな映像と共に華麗に蘇る。

特報映像

また、55周年を記念し3本のオリジナルストーリーを1本化し世界初の映画版を公開するに辺り、配給サイドより「サンダーバード」大ファンである樋口真嗣監督へオファーし、樋口監督構成のもとで3話のエピソードをそのままに、世界初の“1本の劇場映画”『サンダーバード55/GOGO』として完成する。

樋口真嗣 コメント

何年か前に酒場で酔って見た記憶がありました。サンダーバードの未発表のオリジナル音源が見つかって、オリジナルの操り人形(マリオネット)を使い、かつてのスタッフが集まって映像化———。まるで夢のような出来事でしたが、あれは夢ではなかったのです。ノーCGのスーパーマリオネーションの復活なのです!
もっと愛が深い“サンダーバー道”の大先輩たちを差し置いてワタシ如き若造が、まことに僭越ではございますが、ゼロエックス、スカイシップ1に続く劇場公開を目指して鋭意出動準備中(standby for Action!)であります。ご期待ください。
【構成担当 樋口真嗣】

さらに、9月7日(火)に東京オペラシティ コンサートホールで開催される「サンダーバード55周年シネマコンサート」の会場にてシネマコンサート限定絵柄の特典付き先行ムビチケの販売が決定した。イベントの詳細は こちら
※一般発売のムビチケは10月1日より発売。詳細は後日発表される。

映画『サンダーバード55/GOGO』は2022年に劇場上映&デジタル配信開始!
監督:スティーブン・ラリビエー、ジャスティン・T・リー、デヴィッド・エリオット
配給:東北新社/STAR CHANNEL MOVIES
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