Photo by @eeeeeeeno


大人気漫画「東京卍リベンジャーズ」を実写映画化した『東京リベンジャーズ』のSNSでも話題となった本作の“エモい”写真の舞台裏について、プロデューサー&フォトグラファーENOが明かした。

週刊少年マガジンで連載されるや、かっこ良すぎる登場人物たちや、タイムリープと共に成長を遂げていく主人公タケミチの姿、熱い仲間たちとの絆、心揺さぶる名言の数々など、今最も10代・20代男女の心を掴んで離さないバイブル的なコミックス「東京卍リベンジャーズ」を実写映画化した本作。主人公・花垣武道役を北村匠海、東京卍會副総長・龍宮寺堅(通称:ドラケン)役を山田裕貴、物語のカギを握る存在の橘ナオト役を杉野遥亮、タケミチの天敵でキヨマサこと清水将貴役を劇団EXILEの鈴木伸之、タケミチの親友・千堂敦役を磯村勇斗、裏で暗躍する東京卍曾幹部・稀咲鉄太役を間宮祥太朗、タケミチが挑む東京卍曾の総長・佐野万次郎(通称:マイキー)役を吉沢亮が演じる。

本作は公式Twitter、Instagram、TikTok、LINEを合計すると総フォロワー数100万人超となり、特にInstagramはフォロワー数もさることながら、アップされているキャストたちの“エモい”オフショットが度々話題となってきた。通常映画の現場にはスチールカメラマンが入り、その撮影した写真を各種宣伝活動で使用していくが、本作は通常のスチールカメラマンとは別にSNS用のカメラマンを現場に入れている。

本作のプロデューサーを務めた岡田は、その理由について「以前から、作品を皆様に届けるまでのプロセスで『もっと、現場の熱が届くような方法は無いか』と模索し続けていました。その中で、作品の公式SNSでもっと出来ることが沢山あるのでは?と思い、SNS専属のカメラマンを起用してみよう!というチャレンジをすることにしました。私自身インスタグラム等SNSは日常的に愛用していますし、ただの宣伝ではなくもっと作品を身近に感じてもらいたくて思い付いたアイデアの一つです」と語る。

そんな想いを受けたのはフォトグラファーのENO。岡田とはプライベートでも友人であり、“この世界観で東リベの現場を切り取って欲しい!”と岡田自らオファーしたという。「私やキャストとも歳が近く、求めていることの共有もスムーズに出来ました。現場でのこのようなオフショット撮影はあまり前例が無く手探りの部分も多かったですが(笑)その分、キャスト等の生き生きとした姿が切り取れたんじゃ無いかなと思っています!」。

この結果、キャストたちの魅力満載かつ現場の雰囲気を感じられる“エモい”写真が生まれることになったのだが、前例のないSNS用カメラマンとしての起用に、本人はどう感じたのか。ENOは「普段の広告撮影の仕事とは全く違うであろう現場に入れることが嬉しかったです。映画業界自体のSNSアカウントをもっと格好良くしていきたいという、岡田さんの要望もとても理解できていたので自分の力を存分に発揮してやろう!という気持ちでした」と非常に前向きな気持ちで臨んだとコメント。普段とは異なる環境での撮影に対しては「東卍アジトでの撮影は、あまりにも照明が綺麗で驚きましたし、とても勉強になりました。あとは、集会時の神社の空に浮かんだ照明器具にも驚きました。個人的に、いつも照明の細かいセッティングや、カメラマンさんの動きやアングル等を見ていました。」と映画ならではの現場を学びながら撮影していたと語った。

複数の投稿写真でInstagram の“いいね!が”10万を超えている好反応に対しては「こちらはキャストさん、他の皆様の力も存分にあるかと思います。自分だけの力では到底なし得る事ができないムーブメントを世の中に起こせた事はとても嬉しいことですし、自分自身も勉強になりました。格好良い被写体と完璧な光とメイク+etc が揃っているので、あとは格好良く撮るだけでした。」とコメント。最後に改めて本作への参加を振り返って「映画という初めての現場で、延期やコロナによる様々な弊害が出たりと、とてもハードでしたが、原作のファンでもあった為ここまで流行ってくれたのは本当に嬉しいです。続編があれば(笑)、何卒宜しくお願い致します!」と主要キャスト達同様に、続編への参加を熱望した。

ENO

映画『東京リベンジャーズ』は全国で公開中!
監督:英勉
出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗/間宮祥太朗/吉沢亮
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社 ©2020「東京リベンジャーズ」製作委員会