ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による「CUBE」を菅田将暉主演でリメイクした映画『CUBE 一度入ったら、最後』のキャラクター特別ビジュアルが解禁された。
今なお全世界でカルト的人気を誇るヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』(1997)。20年以上の時を経て世界初公認リメイクとなった本作は、今尚語り継がれる衝撃的な設定をそのままに、原作をリスペクトしたスリリングで緊迫感みなぎる要素を緻密に張り巡らせた<完全オリジナルストーリー>を展開。主演の菅田将暉をはじめ、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎と日本屈指の名優たちが勢揃い。謎の立方体「CUBE」を舞台に、ヴィンチェンゾ・ナタリ自身もクリエイティブ協力で参加し、作品クオリティの底上げを図った劇薬系密室エンタテインメント。
突然、謎の部屋〈CUBE〉に閉じ込められた6人。脱出を試みるも次々と襲いかかる死のトラップへの恐怖、出口が見えない不安と閉塞感、極度の緊張とストレス、CUBEのすべてが彼らの体力と精神力を削っていく。そんな極限状態に追い込まれていく6人の表情には、徐々に“人間の本性”と闇が滲み出てくる。今回、そんな極限状態の中6人それぞれが、ふと「悪い顔」をみせる瞬間を切り取ったキャラクター特別ビジュアルが解禁された。
エンジニアの後藤裕一、29歳(菅田将暉) 。謎の部屋CUBEからの脱出を先導していく行動的で頭脳明晰な彼の顔に映る光と陰。ふとみせる無情なこの顔からは、どこか達観したような後藤の不気味さが映し出されている。団体職員の甲斐麻子、37歳(杏) 。常に冷静で慎重にCUBEの謎に向かう紅一点の彼女だが、冷たく暗いこの表情には人を見透かしたような怖さが見え隠れする。
フリーターの越智真司、31歳(岡田将生) 。端正な顔つきで弱々しい雰囲気をもった人懐こい彼からは、何か憎悪に満ちた感情と同時にどこか悲しみをも思わせる奥底に眠っていた表情がうかがえる。中学生の宇野千陽、13歳(田代輝) 。人見知りでおとなしい性格の千陽からは、並みの中学生とは到底思えない、黒く鋭いまなざしで誰かを睨みつける表情が。 一体何に、誰に対する表情なのか謎が深まるばかり…。
整備士の井手寛、 41歳(斎藤工) 。無精髭と暗い印象の目元からは、見るからに怪しい雰囲気が漂う。一度暴れ出したら手をつけられなくなってしまいそうな、危険な男の本性が垣間見える。会社役員・安東和正、61歳(吉田鋼太郎) 。人当たりの良さそうな紳士と思いきや、何かに不満そうな顔で、今にも誰かを怒鳴りつけて恫喝しそうな表情を見せている。
映画『CUBE 一度入ったら、最後』は2021年10月22日(金)より全国で公開!
監督:清水康彦
出演:菅田将暉、杏、岡田将生、柄本時生、田代輝、山時聡真、斎藤工/吉田鋼太郎
配給:松竹
©2021「CUBE」製作委員会