小説投稿サイト「エブリスタ」で人気となり、漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載された『カラダ探し』が橋本環奈主演で実写映画化されることが決定した。
『カラダ探し』は、小説投稿サイト「エブリスタ」(旧・E★エブリスタ)で人気No.1の携帯小説として話題となり、2014年には村瀬克俊による漫画版が漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品となった。コミックスのシリーズ累計発行部数は300万部を突破(2021年8月時点)した『カラダ探し』が実写映画化。『IT/イット』シリーズや『死霊館』シリーズ、『シャイニング』など世界的名作を多く生み出し、ホラー映画の金字塔を打ち立てたワーナー ブラザースが、ついに日本映画でもホラー作品のプロジェクトを始動させた。撮影は、2021年9月から北九州市でオールロケを予定。主人公・森崎明日香役には橋本環奈が決定した。
7月5日、県内の高校に通う森崎明日香はいつも通りの高校生活を送っていたが、学校にいるはずのない幼い少女から「私のカラダ、サガシテ」と不気味な言葉を言われる。不思議なできごとに違和感を覚えつつ、その日もいつも通り1日を終えようとしていた。しかし、深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香は深夜の学校にいた。そこには、明日香と幼馴染だが遠い存在になってしまった高広と、普段接点もないクラスメイト4人がいた。何が起きているのか分からない6人だったが、そこへ突如、全身が血で真っ赤に染まった少女“赤い人”が現れ、全員を惨殺していった。
全てが終わったかと思ったその時、明⽇⾹は⾃分の部屋のベッドで⽬を覚ます。そこは7⽉5⽇の朝だった。その⽇から、明⽇⾹たちは同じ⽇を繰り返すことになる。明⽇を迎える唯⼀の⽅法は、校内に隠された、とある少女のバラバラにされた“カラダ”をすべて⾒つけ出すことだった。すべての“カラダ”を⾒つけ出さなければ、“⾚い⼈”に殺され続け、永遠に7⽉5⽇が繰り返される…。繰り返される“恐怖”と“絶望” の中で、もともと会話をすることもなく、ただの同級⽣でしかなかった6⼈の間には、次第に友情が育まれ、力を合わせて“赤い人”に挑む。だが、6人には更なる最悪な事態が待っていた―。“赤い人”とは?“カラダ探し”とは? なぜ明日香たち6人は選ばれたのか?“赤い人”の正体が分かった時、恐怖さえも吹き飛ばす結末へと加速する。
橋本環奈 コメント
今回主演を務めさせて頂く「カラダ探し」のメガフォンを取られる羽住監督とは2016年公開の「暗殺教室〜卒業編~」以来6年ぶりに御一緒させて頂く事となりとても楽しみです。
今作は単なるホラーではなくアクションシーンも多く見所も盛り沢山の上、結末はどうなるのか最後まで目を離せない作品になる事と思います。是非皆様にも御注目頂けると幸いです。
羽住英一郎(監督)コメント
友達や恋人と一緒に深夜の校舎で肝試しをする様な絶叫アトラクションムービーにしたいと思っています。
絶望の中で決して諦めないヒロインの明日香を、橋本環奈さんがどのように力強く演じるのか今から楽しみです!
思い切り観客をハラハラドキドキさせたいと思いますので期待していてください。
ウェルザード(原作者)コメント
小説投稿サイト「エブリスタ」で原作を執筆していた時から、多くの読者の方に望まれていた実写映画化の報告がこれでついに出来ました。しかも主演は、私自身も大ファンである橋本環奈さんということで、未だに信じられない思いです。
原作では優しく意志が強い主人公の明日香を、橋本さんがどのように演じられるのか。また、高広や留美子などの登場人物とどのような関係性を築くのか、今から楽しみでなりません。
「人の想いの数だけ世界が存在する」というのが原作のテーマです。小説、マンガ、そして映画と、異なる媒体で展開される『カラダ探し』の世界を、皆様にもそれぞれの視点で楽しんでいただけたら嬉しいです。夜も眠れなくなるほどの恐怖を私も期待しています。
映画『カラダ探し』は2022年に全国で公開!
監督:羽住英一郎
出演:橋本環奈
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022「カラダ探し」製作委員会