主演・田中圭×監督・堤幸彦が贈る痛快ミステリードラマ―Huluオリジナル『死神さん』の第伍話で儀藤の相棒となるゲストが竹中直人に決定、併せてPR映像が公開された。

原作は、大倉崇裕の同名小説「死神さん」(幻冬舎文庫)。主演の田中圭が演じるのは、警視庁内にある謎の部署で、無罪判決が出た事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤堅忍。警察組織にとって掘り返されたくない事件の証拠を、徹底的に洗い直して真犯人を検挙していくため「死神」と呼ばれている。本作は、そんな儀藤が「逃げ得は許しません」という決めゼリフとともに、事件ごとに相棒を替えながら、“闇”に葬られた真相をあぶり出し、事件の全貌を180度転換していく、コロンボスタイルの痛快ミステリードラマ。

今回、第伍話で儀藤の相棒となる元刑事の米村誠司役に、俳優として数多くの映画やドラマに出演する一方、映画監督、コメディアン、声優、ミュージシャン、画家、エッセイスなど幅広いジャンルで活躍するなどマルチな才能を発揮、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など多数の受賞歴を持つ個性派俳優の竹中直人が決定した。竹中演じる米村誠司は10年前に発生した児童誘拐事件の捜査中に被害者の父親との間にある因縁があったことから、一時は容疑者として浮上していた、いわくつきの人物。現在は警察を辞め、認知症の妻を介護しながら暮らすが、10年服役していた男性が無罪となって釈放されたことから、現職から退いているにもかかわらず、儀藤の再捜査の相棒に指名される。実は米村は、10年間持ち続けた“ある疑念”と、愛する妻にも言えない自身の秘密を抱えていて…。

米村誠司役について竹中は「人の顔をじっと見ると、その人が嘘をついているかどうか、すぐに分かるというスーパー能力を持った元刑事なので、役作りには6週間ほど時間をかけました。瞬きをしないということが大事だと思い、瞬きをしないで3週間ほど生きてみようと決意しましたが、やはりそれは絶対無理だと気づき、きっぱり止めました!」と冗談を交えながらユーモアたっぷりに語り、ドラマの見どころについては「(儀藤役を演じた)田中圭ちゃんです。とてもチャーミングというか独特な喋り方のトーンがとても魅力的!あの声とあの身体で近づいてこられると、たまったものではありません!(笑)」と田中をベタ褒め。

その田中は「竹中さんとは、くだらないセリフや何でもないやりとりが、めちゃくちゃ面白くなっちゃうんですよ。真剣にやっているんですけど、笑ってお芝居にならないっていうのをやってしまって…(笑)何度も共演させていただいていますが、また一緒に作品ができて、嬉しかったです。」とコメント。田中によると、竹中は儀藤の風貌やポーズを気に入っていたそうで、竹中の口からは「この作品がシリーズ化するのなら是非私が、ニセ儀藤として新たなキャラクターで登場したいです。本物の圭ちゃんの儀藤はいっぱい喋るので、ニセ儀藤はほとんど無口な儀藤として顔圧、目圧で登場したいと必死に売り込んでいます!」との野望も…。

また、そんな相思相愛(!?)の2人が児童誘拐事件の再捜査に挑む第伍話のPR映像が公開された。容疑者として浮上した自分をいまだに真犯人だと思っている人が多いのに…とためらいながらも、再捜査に協力する元刑事の米村。「この10年、もしかしたら…と思っていたんだ」と、胸の中にずっと秘めていた疑念を涙ながらに口にする米村の切ない想いが溢れた内容となっている。

事件ごとに替わる儀藤の捜査のバディも大きな見どころの本作。警察組織が掘り返されたくない事件の証言と証拠を徹底的に洗い直して真犯人を検挙するため組織内で嫌われている儀藤だが、そんな彼の相棒となる者もまた疎まれ、出世の道を閉ざされてしまう運命にある。はじめは儀藤に振り回されながら再捜査に加わっていた相棒たちも、事件の真相を徹底的に追い求める儀藤の姿に触れ、次第に自身の考えや生き方を変えていくことになるのだが…。果たして米村にはどんな結末が待ち受けているのか―。

第伍話PR映像

竹中直人(米村誠司役)コメント

圭ちゃんとは、よくご一緒させて頂けています。縁があって本当に嬉しいです。私の役は(米村誠司)人の顔をじっと見ると、その人が嘘をついているかどうか、すぐに分かるというスーパー能力を持った元刑事なので、役作りには6週間ほど時間をかけました。瞬きをしないということが大事だと思い、瞬きをしないで3週間ほど生きてみようと決意しましたが、やはりそれは絶対無理だと気づき、きっぱり止めました!しかし、どんな事にも怯まず挑戦する事は大事だと常に思っています。
ドラマの見どころは、(儀藤役を演じた)田中圭ちゃんです。とてもチャーミングというか独特な喋り方のトーンがとても魅力的!あの声とあの身体で近づいてこられると、たまったものではありません!(笑)見どころですか?それはあまりにもどくとくな圭ちゃんの佇まいに尽きます。もし、この作品がシリーズ化するのなら是非私が、ニセ儀藤として新たなキャラクターで登場したいです。本物の圭ちゃんの儀藤はいっぱい喋るので、ニセ儀藤はほとんど無口な儀藤として顔圧、目圧で登場したいと必死に売り込んでいます!
よろしくお願い致します!

第伍話 あらすじ

エンジェル伊藤事件の容疑者として逮捕された南川メイ(前田敦子)の元を儀藤(田中圭)が訪れるが、儀藤にメイの事件を再捜査するつもりなど毛頭なく、メイは憤激する。儀藤が気にしているのは東祖師谷児童誘拐事件。拘留されていた小木曽光三が10年ぶりに釈放されていた。儀藤が再捜査の相棒に選んだのは、既に警察官を退職していた米村誠司(竹中直人)という元刑事であった。米村は誘拐捜査の最中に、容疑者として浮上したこともある、いわくつきの人物でもあった。誘拐事件にはいくつかの不審な点があった。誘拐された児童の父親・河田徹(野添義弘)が犯人と裏取引して子供を取り戻していたこと。事件が明るみに出たのは、子供を取り戻した後に、警察署にかかってきた通報電話であったこと。河田はカルトまがいの集団の指導者であったことなどであった。

Huluオリジナル『死神さん』(全6話)は2021年9月17日(金)よりHuluで毎週金曜日に1エピソードずつ配信!
演出:堤幸彦(第1話・第2話・第6話)、藤原知之(第3話・第4話)、稲留武(第5話)
出演:田中圭、前田敦子
ゲスト:小手伸也、蓮佛美沙子
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