心揺るがす衝撃のヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』の場面写真が解禁された。
作家・中山七里の傑作小説を映画化した本作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根。刑事の笘篠は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた―。なぜ、被害者はこのような無残な殺され方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく―。主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都ら豪華演技派キャストが集結。
今回、保険福祉センターで働く円山幹子を演じた清原果耶の場面写真が解禁された。担当している地域の住民に優しく話しかける表情、キリッとした表情を見せつつ、千原せいじ演じる生活保護受給者の国枝から胸ぐらを掴まれている写真からは、ケースワーカーとしての円山の働きぶりを垣間見ることができる。放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でも主演を務め、話題沸騰の清原。本作では、若干19歳ながら実年齢より上の設定の円山役も見事に演じている。2019年放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」では10代から30代までを見事に演じ切り、瀬々監督をして「驚きました」と言わしめた実力が高く評価され、キャスティングが決定した。
主演の佐藤健も、清原の落ち着きと演技力には驚かされたようで「自分があの年の時は、あんな芝居はできなかったですね」と絶賛。「間違いなくこの先、20代になった以降も日本映画界の中心で活躍されるような女優さんなんだなという印象です」と太鼓判を押している。また、共演した阿部寛も「非常に責任感があり、ストイックという印象です」、林遣都も「現場での集中力だったり、取り組み方に覚悟みたいなものをひしひしと感じました」と、若い頃からキャリアを積んできている役者同士としても、賛辞を送っている。共演陣絶賛の清原の演技をスクリーンで確認しよう。
映画『護られなかった者たちへ』は2021年10月1日(金)より全国で公開!
監督:瀬々敬久
出演:佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人
配給:松竹
©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会