今回解禁されたビジュアル


ミュージカル『ドッグファイト』で若い海兵隊員エディ役を務める屋良朝幸のビジュアルが解禁された。

本作は2012年にオフ・ブロードウェイのセカンド・ステージ・シアターで上演され、その楽曲の新鮮さと、繊細な人間ドラマは驚きと感動を持って迎えられた。原作は1991年に公開されたリバー・フェニックス主演映画。作詞・作曲はミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』でトニー賞にも輝いた現代最高の作家コンビ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。2015年、2017年と大盛況のうちに日本初演・再演を果たした本作が、舞台ビジュアルを一新し、シアタークリエに再び登場する。主演は、初演・再演と熱気あふれる演技、歌、ダンスの全てにおいて高い評価を得た屋良朝幸。

シアタークリエにて3度目の上演を行うミュージカル『ドッグファイト』において、主演として本公演を牽引してきた若い海兵隊員エディ役を務める屋良朝幸。3度目の出演はこれまで以上に並々ならぬ意気込みで作品と向き合い、現在稽古に取り組んでいる。アメリカ海兵隊員という役柄でもあり、より作品の世界観の再現と、自身の役作りのために約半年間かけて今作用に肉体改造を行い、さらに引き締まった体を作り上げた。今回、初日開幕まで約1週間に迫り、本人初の“ミリタリーカット”にし、さらに進化した姿を撮り下ろした“NEWキービジュアル”が公開された。

8月に新型コロナウイルスへの感染が発表されていた屋良朝幸だが、今月に入り活動を再開。自宅療養をしている間にも「スタッフさんやキャストの皆さんが試行錯誤をして、稽古場で作品を作り続け、そして自分がいつ戻ってきても大丈夫な空気に仕上げてくれた事に心から感謝しています」と気持ちを吐露。

9月17日(金)の初日に向け、「初演、再演と観てくださった方も新鮮に感じていただける」と3度目の上演に期待を高め、「“クソ野郎”感が満載の海兵隊員達にローズの素敵な輝き、個性豊かなキャラクター。『きっとできる』『もっとできる』世界が大変な状況の中でこの作品から前に進む希望を受け取ってもらえたら嬉しく思います」とアピール。

また、ミュージカル『ドッグファイト』に挑むにあたり作成された オリジナルムービー「REFINE」が公開された。今回演じるにあたって「最初に考えたのは“見た目の説得力をつける事から始めよう”でした」と明かす屋良。

昨年からの新型コロナウイルス感染拡大で自分と向き合う時間ができたという屋良は「色んな葛藤があった中でこのDOGFIGHT の作品の話を頂いて、きっとその中でも何かを変えたかった自分がいた」と明かし、その1つがヘアスタイルを変えるという決断だったという。今回のオリジナルムービーでは「彷徨っている自分から断髪する(負の感情を削ぎ落とす)信念と覚悟」という思いを全面に出しているという。

ミュージカル『ドッグファイト』は2021年9月17日(金)~10月4日(月)に東京・日比谷シアタークリエ、10月6日(水)に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、10月21日(木)10月24日(日)に大坂・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。