日本で初めて吟醸酒をつくった「吟醸酒の父」三浦仙三郎の魂“百試千改”を軸に描く映画『吟ずる者たち』が11月5日(金)より広島先行公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルが解禁された。
日本酒造りが盛んな町、広島。日本で初めて吟醸酒をつくった「吟醸酒の父」三浦仙三郎の魂「百試千改」を軸に描かれる本作。明治から令和へと引き継がれる吟醸酒への想い。令和の主人公・永峯明日香は東京で夢破れ、故郷広島へ。実家は三浦仙三郎の杜氏の末裔が継いだ酒蔵。目標を見失っていた明日香は、実家で父・亮治が「家宝」とする三浦仙三郎の手記を目にし、仙三郎の百回試して、千回改める『百試千改』の想いに強く惹かれ、酒造りへの道を歩き始める。
令和の主人公・永峯明日香を演じるのは、映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』(2017)や『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2018)で注目され、現在フジテレビ系の話題ドラマ「推しの王子様」で主演を務める比嘉愛未。明治の主人公・三浦仙三郎を演じるのは、フジテレビ系人気ドラマ「浅見光彦シリーズ」で主人公・浅見光彦役を2003年から16年間務め上げ、その後も数多くの人気ドラマや映画などで活躍する中村俊介。仙三郎の妻を、デビュー以来安定的な演技で活躍するベテラン、戸田菜穂が演じる。
さらに仙三郎の家族に渋谷天外、ひろみどり、今井れん、中尾暘樹。また、令和時代で明日香の家族として、中村久美、奥村知史、丘みつ子、大和田獏と、多彩なキャストが集結した。メガホンをとったのは広島県竹原市出身、『飛べ!ダコタ』の油谷誠至。脚本は、同じく竹原市出身の「キセキの葉書」の仁瀬由実、脚本家 安井国穂がタッグを組み、今村昌平監督の下で映画創りを手掛けてきたスタッフをはじめ、モノづくりに熱い想いをかけるチームが集結した。
今回、広島先行公開決定と合わせてポスタービジュアルが解禁された。酒造りにとって欠かせない水をモチーフに、明治から令和へ時を経て継がれる思い表現するオールメインキャストのビジュアルとなっている。
ストーリー
明治から令和へ、『百試千改』の言葉が、消えかかったモノづくりの魂に明かりを灯す。永峯明日香(比嘉愛未)は東京で夢破れ、故郷広島へ。実家は三浦仙三郎の杜氏の末裔が継いだ酒蔵。養女である明日香は、幼き頃から酒造りに興味を持っていたものの、実家を継ぐことは、そぐわないと避けて生きてきた。目標を見失っていた明日香は父・亮治が「家宝」とする三浦仙三郎の手記を目にする―。明治初期、新米酒造家の三浦仙三郎(中村俊介)は、醸造中に中の酒が腐る「腐造」に何度も見舞われる。資金不足、両親、愛する養女の死。逆境の中、腐造を起こさない、安定した日本酒醸造技術の確立に研鑽を重ね、ついに軟水による低温醸造法を導き出す。明日香は仙三郎の百回試して、千回改める『百試千改』の想いに強く惹かれていく。そんな矢先、父が倒れてしまう。父が作ろうとしていた新酒造りを引き継ぐことを決心した明日香。明治から令和へ。時を経て、想いと一緒に醸される新酒『追花心』は完成できるのか?
映画『吟ずる者たち』は2021年11月15日(金)より広島先行公開、2022年に全国で順次公開!
監督:油谷誠至
出演:比嘉愛未/戸田菜穂、渋谷天外、ひろみどり、大森ヒロシ、山口良一、今井れん、中尾暘樹、中村久美、奥村知史、川上麻衣子/丘みつ子/大和田獏/中村俊介
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