電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜の同名デビュー小説を原作に、『君の膵臓をたべたい』などの月川翔監督が映画化した純愛映画『君は月夜に光り輝く』がdTVで配信開始された。
卓也がクラスメイトからの寄せ書きを入院中のまみずに届けに来たことで、ふたりは出会います。そして、とあることから、卓也はまみずの「やりたいこと」を代行することに。遊園地やショッピング、バンジージャンプなど、無茶ぶりも含むまみずの希望を「代行体験」して、彼女に報告するーーそんな些細なやりとりを交わすうち、徐々にふたりの距離は近づいていく。明るく振る舞いながらも、余命わずかな自分の運命に悩むまみず。さらに、卓也もまた、「死」というものに思い悩む理由を抱えていたのだった―。
主演を務めるのは、注目度も実力も若手随一の北村匠海と永野芽郁。『君の膵臓をたべたい』などの青春恋愛映画から、現在公開中の『東京リベンジャーズ』のようなアクションエンターテインメントまで、さまざまな役柄をこなす北村匠海は、今作で不器用ながらも優しい等身大の高校生・岡田卓也を演じている。正統派ヒロインの存在感とともにコメディエンヌとしても話題を集める永野芽郁は、細胞異常により皮膚が発光する不治の病「発光病」を患う渡良瀬まみずという難しい役に挑戦。
ほかにも、まみずの父親役の及川光博、卓也の母親役の長谷川京子、まみずを支える看護師役に優香、卓也がバイト先で出会うリコ役に今田美桜など、豪華キャストが勢揃い。2人の純愛と並行して、奥深い人間ドラマを繰り広げていく。
物語の多くが、卓也とまみずの会話によって描かれていく本作。不安な本音を隠しながら2人で過ごす「今」を楽しみ、近づきすぎたら別れがつらくなることがわかっているのに、惹かれ合っていくジレンマを巧みな会話劇で表現。北村匠海と永野芽郁の瑞々しく透明感溢れる魅力が重なり合い、2人の純愛がより切なく、儚く、美しく心に染みわたる。最後に託されたまみずの願いと、「代行」依頼に、きっと涙する―。
ストーリー
高校生の岡田卓也(北村匠海)はクラスの寄せ書きを届けるために行った病院で、入院中の同級生・渡良瀬まみず(永野芽郁)と出会う。明るく振舞う彼女が患う病気は“不治の病・発光病”。細胞異常により皮膚が発光し、その光は死が近づくにつれて強くなるという。そして、成人するまで生存した者はいない。卓也は病院から出ることを許されないまみずの“叶えられない願い”を代わりに実行し、その感想を伝える【代行体験】を行うことに。代行体験を重ねるごとに、まみずは人生の楽しみを覚え、卓也は彼女に惹かれていく。しかしその反面、迫りくる死の恐怖が2人を襲う。そして卓也に隠された“ある過去”を呼び覚ます。命の輝きが消えるその瞬間。まみずが卓也に託した最期の代行体験とは―。
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