アンドリュー・ガーフィールド主演映画『メインストリーム』の本編映像が解禁された。
YouTuberの狂乱を描いた衝撃作である本作は、批評家から高評価を受け、鮮烈な監督デビューを果たした『パロアルト・ストーリー』に続くジア・コッポラ監督長編2作目。溢れ出る刺激的な言葉で見るものを翻弄する青年・リンクを怪演したのは、『アメイジング・スパイダーマン』の主役で大ブレイク、『アンダー・ザ・シルバーレイク』での怪演も記憶に新しいアンドリュー・ガーフィールド。その恋人役には、イーサン・ホークとユマ・サーマンを両親に持ち、ファッションアイコンとしても人気のマヤ・ホーク。匿名のネットユーザーが作り出す、気まぐれなメインストリームに君臨し、翻弄され、暴走する若者は、果たして時代のスターか?ペテン師か?それとも被害者なのか―。
今回、本作のプロデューサーを務めたフレッド・バーガーについてジア・コッポラ監督からコメントが到着、併せて本編映像が解禁された。フレッド・バーガーは『ラ・ラ・ランド』でプロデューサーを務め、アカデミー賞6部門受賞と作品を成功に導いた一人。煌びやかで夢と希望に溢れた街LAで若者たちが出会って恋をし、ともに夢を追いかける姿を描き大ヒットを収めた『ラ・ラ・ランド』だが、同じくLAを舞台とした若者たちの青春映画である本作でも、フレッドはその手腕を遺憾なく発揮している。
そんなフレッドがキャリアをスタートさせたのは、実はジア監督の叔母ソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』で、その後『マリー・アントワネット』でもプロデューサーを務めている。幼い頃から祖父や叔母の撮影現場に足繫く通っていたジアは、撮影で衣装アシスタントなど仕事を手伝うこともあり、フレッドとも叔母の撮影現場で出会っていたよう。
ジアはフレッドとの出会いや彼との仕事について「彼はこの映画の救世主よ。変わったストーリーで、最初は協力してくれる人がなかなかいなかったからね。実は幼い頃から彼のことを知っているの。『マリー・アントワネット』と『ロスト・イン・トランスレーション』のプロデューサーだったから、現場で出会っていたのよ。その後、別の作品で彼のところに相談に行って、その時は一緒に仕事をすることにはならなかったけど、『メインストリーム』の脚本を送ったら「いいね!」とすごく気に入ってもらえて、そこからすべてが始まったの。編集などすべてにおいてアドバイスをくれたし、ユーモアのセンスもあるし、今ではいい友人よ」と振り返っている。そんな2人が初めてタッグを組み、LAを舞台にSNSの光と闇を描いた青春映画に期待が高まる。
併せて解禁された本編映像では、マヤ・ホーク演じるフランキーがさびれたコメディアンバーでの仕事に嫌気がさして、アンドリュー・ガーフィールド演じるリンクと一緒に自転車で街に飛び出すシーンが映し出されている。LAという街の持つ開放的な空気を一緒に感じられる爽快感溢れるワンシーンだ。
本編映像
映画『メインストリーム』は2021年10月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督・脚本:ジア・コッポラ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、マヤ・ホーク、ナット・ウルフ、ジョニー・ノックスヴィル、ジェイソン・シュワルツマン、アレクサ・デミー、コリーン・キャンプ
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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