国内映画賞のトップバッターとして注目を集める第13回TAMA映画賞の受賞作品及び受賞者が決定した。
「第31回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」において開催されるTAMA映画賞は、2009年にスタートし、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰する。
今回、第13回TAMA映画賞の受賞作品及び受賞者が決定した。
最優秀作品賞
[本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰]
『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督及びスタッフ・キャスト一同)
『あのこは貴族』(岨手由貴子監督、及びスタッフ・キャスト一同)
特別賞
[映画ファンを魅了した事象に対し表彰]
土井裕泰監督・坂元裕二及びスタッフ・キャスト一同 (『花束みたいな恋をした』)
横浜聡子監督及びスタッフ・キャスト一同 (『いとみち』)
最優秀男優賞
[本年度最も心に残った男優を表彰]
役所広司(『すばらしき世界』『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』『竜とそばかすの姫』)
菅田将暉(『花束みたいな恋をした』『キャラクター』『キネマの神様』『浅田家!』)
最優秀女優賞
[本年度最も心に残った女優を表彰]
尾野真千子(『茜色に焼かれる』『明日の食卓』『ヤクザと家族The Family』『心の傷を癒すということ 劇場版』)
有村架純(『花束みたいな恋をした』『映画 太陽の子』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』ほか)
最優秀新進監督賞
[本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰]
藤元明緒監督(『海辺の彼女たち』)
松本壮史監督(『サマーフィルムにのって』『青葉家のテーブル』)
最優秀新進男優賞
[本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰]
藤原季節(『のさりの島』『佐々木、イン、マイマイン』『空白』『くれなずめ』『明日の食卓』)
金子大地(『サマーフィルムにのって』『猿楽町で会いましょう』『先生、私の隣に座っていただけませんか?』ほか)
最優秀新進女優賞
[本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰]
三浦透子(『ドライブ・マイ・カー』『椿の庭』『おらおらでひとりいぐも』『アイヌモシリ』)
伊藤万理華(『サマーフィルムにのって』『息をするように』)
なお、TAMA映画賞授賞式は11月21日(日)に府中の森芸術劇場 どりーむホールにて開催。11月13日(土)~20日(土)に各種プログラムが東京都多摩市内2会場にて上映。TAMA映画賞授賞式のチケットは前売発売のみ、10月31日(日)より パスマーケットにて発売開始予定。