長崎・軍艦島の見える街に暮らす親子の喪失と再生を描く魂の物語『軍艦少年』の予告編、メイン写真が解禁され、併せてムビチケ情報が発表された。
ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹が想いを込めて放つ、渾身の熱き青春漫画「軍艦少年」を実写映画化した本作。気の荒い主人公・坂本海星役を演じたのは劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。失意に沈む主人公の父・坂本玄海役を演じたのは加藤雅也。また、海星の同級生・結役に山口まゆ、海星の友人・純役に濱田龍臣、玄海の幼馴染・野母崎巌役に赤井英和、海星の教師で玄海の同級生・泉役に清水美沙、海星の母で玄海の妻・坂本小百合役に大塚寧々など、フレッシュな若手俳優とベテランの実力派俳優が脇を固めている。監督を務めたのはYuki Saito。
今回解禁された予告映像は、海に浮かぶ要塞のような長崎・軍艦島から始まり、母を失い喧嘩に明け暮れる息子・坂本海星(佐藤寛太)が妻を失い酒に溺れる父・玄海(加藤雅也)の胸ぐらを掴んで壁際まで押し込み、「ここからも逃げんのかよ!」と怒りを滲ませた険しい表情で拳を突き出すシーンに続いていく。やがて、玄海と母・坂本小百合(大塚寧々)が生まれ育った軍艦島に小百合が置いてきた大切な物がある事を聞かされる海星。一方、自分を見失いもがき苦しむ海星と自堕落な生活を送り続ける玄海に対し、海星の同級生・結(山口まゆ)や友人・純(濱田龍臣)、玄海の幼馴染・野母崎巌(赤井英和)や同級生・泉(清水美沙)などが厳しくも優しい態度で2人を励ましていく。
「これは俺と小百合の問題なんだよ!」「じゃあオレは、なんなんだよ!」とぶつかり合う親子の姿が、佐藤と加藤の鬼気迫る魂の熱演で綴られている。そして、初披露となる卓真が書き下ろした主題歌「軍艦少年」が流れる中、“喪失と再生を描く魂の物語”というナレーションと共に、哀しい過去から立ち上がる2人が映し出され、“逃げたくない、自分の心から”というテロップと共に、明るい未来を見つめる海星で締め括られ、柳内大樹が原作に込めた想いが詰まった映像に仕上がっている。
予告映像
また、10月8日(金)より発売される軍艦島を見つめる後姿の海星が象徴的なムビチケカード(1,500円(税込))と、購入した人にプレゼントされる軍艦島で立ち尽くす全身の海星が印象的なオリジナルポストカードの絵柄が解禁された。ポストカードは先着限定。
映画『軍艦少年』は2021年12月10日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開!
監督:Yuki Saito
出演:佐藤寛太、加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、柾木玲弥、一ノ瀬ワタル、花沢将人、髙橋里恩、武田一馬、赤井英和、清水美沙/大塚寧々
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2021『軍艦少年』製作委員会