心揺るがす衝撃のヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』に白石和彌監督、土井裕泰監督、藤井道人監督からコメントが到着した。

作家・中山七里の傑作小説を映画化した本作。全身を縛られたまま“餓死”させられるという、異様な手口の連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根。刑事の笘篠は利根を追い詰めるが、決定的な証拠がつかめないまま第三の事件が起きようとしていた―。なぜ、被害者はこのような無残な殺され方をしたのか?利根の過去に何があったのか?さまざまな想いが交錯する中、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく―。主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都ら豪華演技派キャストが集結。

今回、日本映画界を牽引する3人の映画監督からの感想コメントが到着した。

『孤狼の血』シリーズ(18、21)や佐藤健主演の映画『ひとよ』(19)など数々の話題作を世に送り出している白石和彌監督からは「不条理で救いのない世界の中でもがき苦しむ人達の、顔と目が脳裏にこびりつく。瀬々監督の描き出す魂の慟哭はスクリーンの向こうの社会と、スクリーンの手前にいる我々にナイフを突きつけている。是非見て圧倒されて欲しい」と、リアルな人物描写を絶賛するコメントが到着。

『罪の声』(20)や『花束みたいな恋をした』(21)のメガホンをとった土井裕泰監督は「今この時代に、この世界に生きるあらゆる「護られるべき者たち」のことを想え。それこそが、この映画のミステリーの向こうにある真のメッセージなのだと感じた。」と本作の持つメッセージ性に共鳴したコメント。

さらに『新聞記者』(19)『ヤクザと家族 The Family』(21)などを手掛けた藤井道人監督からは「正義とは、復讐とは、そして『護る』とは。この映画を観た後に、その言葉たちが頭の中でグルグルと渦巻いている。登場人物たちの溢れ出る感情に胸を打たれた。」と本作のテーマを体現するようなキャストの熱演を称賛するコメントが寄せられた。

これら著名人からの感想コメントは 公式サイトにて掲載。

映画『護られなかった者たちへ』は全国で公開中!
監督:瀬々敬久
出演:佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人
配給:松竹
©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会