Hey! Say! JUMP 山田涼介主演『記憶屋 あなたを忘れない』がdTVで配信開始された。
第22回日本ホラー小説大賞で読者賞を受賞した、織守きょうやの同名小説を原作に、『僕だけがいない街』『約束のネバーランド』などを手掛けたの平川雄一朗監督が実写映画化した本作。人の記憶の一部を消すことができるという都市伝説「記憶屋」を廻る物語が描かれる。
10月15日に公開を控える映画『燃えよ剣』での沖田総司役に注目が集まる山田涼介が演じるのは、大学生の吉森遼一。ある時、遼一が数日連絡が取れなかった恋人の杏子と再会すると、杏子が遼一に関する記憶だけ失っていることを知ります。噂に聞く「記憶屋」の仕業ではないかと疑った遼一は、大学の先輩で弁護士の高原とともに「記憶屋」について調べることに。遼一自身にも、幼なじみの真希が突然過去の記憶の一部を失ったという経験があったり、高原にも「消したい記憶」があったり――「記憶屋」の正体を追うなかで、登場人物たちの過去や抱える想いが絡み合って展開していく。
山田涼介は、透明感溢れる芝居で真っ直ぐに杏子を想い続ける遼一を熱演。杏子の記憶を取り戻したいと願いつつも、彼女自ら「記憶屋」に依頼したのだとしたらそれは正しいことなのか、ジレンマに悩む姿を繊細に演じている。
さらに、弁護士の高原に佐々木蔵之介、幼なじみの真希には芳根京子、恋人の杏子に蓮佛美沙子など、豪華実力派キャストが集結。特に、物語の軸になるのは、タッグを組んで「記憶屋」の謎を探っていく遼一&高原のコンビ。時にコミカルに、時にグッとシリアスに、両面を演じ分ける佐々木蔵之介と山田涼介の息の合った掛け合いに注目だ。
「記憶屋」は存在するのか?一体誰なのか?というミステリー要素を押さえつつ、それぞれに遼一を想う真希と杏子、高原の真の願いなどが重なり合い、胸に迫るヒューマンドラマに仕上がっている。
ストーリー
大学生の吉森遼一(山田涼介)は年上の恋人・澤田杏子(蓮佛美沙子)にプロポーズするが、その翌日から彼女と連絡が取れなくなってしまう。数日後に再会した彼女は、遼一の記憶だけを失っていた。信じられない遼一は、人の記憶を消せるという都市伝説的な存在「記憶屋」のことを知り、大学の先輩で弁護士の高原智秋(佐々木蔵之介)に相談して杏子の記憶喪失の原因を探り始める。幼なじみの真希や高原の助手・安藤七海(泉里香)らと調査を進めるうちに、多くの人が記憶屋に人生を救われていたことを知る。だとしたらなぜ杏子の中から遼一の記憶だけが消えたのか。彼らがたどり着いたその先には、運命を大きく変える真実があった―。
© 2020「記憶屋」製作委員会