10月30日(土)より開催される第34回東京国際映画祭で上映される松田聖子初監督作品『フォークロア2:あの風が吹いた日』の予告編と場面写真が公開された。

東京国際映画祭に本年度から新設された「TIFFシリーズ」部門は、TV放送、インターネット配信等を目的に製作されたシリーズものの秀作を、日本国内での公開に先駆けてスクリーンで上映する。第34回東京国際映画祭の本部門において、松田聖子初監督作品『フォークロア2:あの風が吹いた日』が世界初披露される。

「ゲーム・オブ・スローンズ」などで知られるHBOが展開するHBOアジアのホラーアンソロジーシリーズ「フォークロア」は、斎藤工と松田聖子が共演した『家族のレシピ』(18)などで知られるシンガポールの巨匠監督のエリック・クーが製作総指揮を担当。シーズン1では、日本・韓国・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイの6か国の気鋭監督が、古くから伝わる伝承を基に各国の文化や社会問題について紐解いた作品が上映され、日本からは主演として北村一輝、監督として齊藤工が参加した。

そしてシーズン2では、タイのシティシリ・モンコルシリ監督、台湾のシー・ハン・リャオ監督、フィリピンのエリック・マティ監督、インドネシアのビリー・クリスチャン監督、シンガポールのニコール・ミドリ・ウッドフォード監督、マレーシアのブラッドリー・リュー監督、日本からは松田聖子が担当し、本作で監督デビューを飾る。

松田聖子監督

今回、第34回東京国際映画祭では、シーズン2の7作品の中からニコール・ミドリ・ウッドフォード監督『お出かけ』、松田聖子監督作品『あの風が吹いた日』の2作品が上映される。『フォークロア2:あの風が吹いた日』は、高校生のミカは、憧れの歌手KENのコンサートに行くためにアルバイトに励んでいる。ある日、ミカは公園でひとりの男がギターを弾きながら歌を作曲しているのに居合わせる。アドバイスを求められたミカは、その男がKENであることに気づくという、一見ファンタジックなラブストーリー。森崎ウィンがKEN役を、高橋春織がミカ役を演じるほかモト冬樹、木村多江らが出演している。

予告編

『フォークロア2』は11月4日(木)18:50からヒューマントラストシネマ有楽町にて上映予定
※「お出かけ」「あの風が吹いた日」の2作品上映で1プログラム

第34回東京国際映画祭は2021年10月30日(土)~11月8日(月)に日比谷・有楽町・銀座地区で開催!
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