林遣都、サンタさんを「めちゃくちゃ信じてます」―『恋する寄生虫』トークイベント

『恋する寄生虫』の女性限定試写会トークイベントが10月14日（木）にグランドシネマサンシャイン池袋で行われ、林遣都、小松菜奈、柿本ケンサク監督が登壇した。

いま最も期待を集める新鋭作家・三秋縋の「恋する寄生虫」を原案とした本作。心の痛みを抱えた孤独な若者の切ない恋愛に涙する。W主演を務めるのは林遣都と小松菜奈。抜群の演技力に定評のある2人が本作で待望の初タッグを組む。林が極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂に、小松が視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙に扮し、繊細で儚い恋物語を紡いでいく。監督を務めたのは柿本ケンサク。潔癖症に苦しむ孤独な青年と、視線恐怖症の不登校女子高生。誰かを好きになることなど一生ないと諦めていた孤独で不器用な2人が出会い、運命の恋に落ちる。しかし彼らの幸福な日々はそう長くは続かなかった―。観た人の心にそっと寄り添う感動の物語。

映画の内容にちなんでクリスマスツリーが用意された今回のイベント。小松は「もうクリスマスの時期か。あっという間だったな今年って思っちゃって」と感慨深げに挨拶した。また小松は「小さなころは”サンタさん来る！見なきゃ”と思って夜更かしとかして。でも寝ちゃって見れなくて」と振り返ったが、MCから“サンタを信じてますか？”と聞かれた林は「信じてますよ。めちゃくちゃ信じてます」と即答し、「日頃の過ごし方によってプレゼントが変わってくると思う」と配信を見ている人に呼び掛けた。

イベントでは、あらかじめTwitterで寄せられた質問を林と小松がボックスから引き、答えていくコーナーが用意された。“虫が苦手。どうしたら虫に恋することができますか？”という質問に「そんなに恋しなくてもいいんじゃないかなと思う」と答えた林だが、自身は「最近は命を感じることが大事なんじゃないかなと。見た目が嫌なものでも頭ごなしに拒絶するのではなく、みんな生きてるんだなと。蚊もこの血を吸って生きてるんだなって、そっと逃がす」と優しさを見せたが、一方で小松は「私は（パチンと）しますね」と答え、笑いを誘った。

また、“写真を撮られるのが苦手。自然な表情を出すコツは？”という質問には「お仕事をしていても慣れない」と答えた小松は、取材時を振り返り「『見つめ合ってください』って言うんですけど、役じゃないので照れくささはあります」と照れ笑いを浮かべ、林は本作での取材を振り返り「菜奈ちゃんと並んで撮ると素人みたいだなって。だからこそ集中して撮っていただいてる」と言い、「僕は顔に力が入ってしまって。フッて口を開けています」と表情の作り方のコツを明かした。

【写真・文／編集部】

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