『アイの歌声を聴かせて』の公開直前イベントが10月21日(木)に都内で行われ、福原遥、工藤阿須加、カズレーザー(メイプル超合金)が登壇した。
吉浦康裕が原作・監督・脚本を務める本作では、大河内一楼が共同脚本を手掛け、漫画家・紀伊カンナがキャラクター原案を担当。さらにJ.C.STAFFがアニメーション制作、島村秀一が総作画監督を務め、高橋諒が音楽を担当する。ボイスキャストには、土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加に加え、興津和幸、小松未可子、日野聡が名を連ねる。学力優秀でスポーツ万能な転校生・シオン役を土屋太鳳、シオンが転校してきたクラスのクラスメイト・サトミ役を福原遥、サトミの幼馴染で電子工作部に所属している研究者顔負けの機械マニアを工藤阿須加が演じる。
本作について「感動しすぎて言葉にならないくらい。土屋太鳳さんが歌われているシオンの歌声にめちゃめちゃ感動してしまい」と話す福原は、カズレーザーと「本当に素敵でしたよね!」と語り合う場面も。また「愛を感じる作品」という福原に、工藤も共感している様子で「人と機械の垣根を超える繋がり」と本作の特徴を挙げた。
今回アニメ声優に初挑戦となった工藤だが「アニメがすごく好きで、何となく(声を)あわせてみたりしたことはあるんです。遊びでやっていました」とアニメへの愛を語りつつも演劇だったら自分の感情が乗ってセリフを話せるんですけど、アニメーションは画が決まっているのであてていかなければいけない」と難しさを語った。また、これまでにも声優を務めている福原も「声だけで表現しなければいけないのは難しい。走ってる息遣いとか」と語った。
イベントではSNSで募集した全国の学生とリモート中継で結び、福原と工藤がお悩みや質問に答えるコーナーが用意された。“ぐっすり眠れた感じがしない”というお悩みに「私はすぐに寝れちゃう…」と言う福原だが「運動をたくさんした日は爆睡できる。ちょっとランニングするとか、ちょっとジムに行くだけでも、たくさん身体を動かしたら悩んでいたりすることも吹き飛ぶくらいバタンと眠れる」とアドバイスし、「アロマとか音楽とか、リラックス効果のあるものを」と勧めた。
また、“コミュニケーションを取るうえで大切にしていることは?”という質問に、「常に笑顔でいることを忘れない」と答えた福原は「挨拶を明るく元気に目を見てすること」と笑顔を見せ、工藤も「怖がらずに目を見て、笑顔で歩み寄ること」と笑顔でいることの大切さを語った。
最後に福原は「大変な時期だからこそ、自分の思いだったり、愛を人に伝える大切さをこの作品で改めて感じました。この作品を見て、大切な人に思いを伝えたいなとか、愛をまっすぐに思うことって素敵なんだなと感じていただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
映画『アイの歌声を聴かせて』は2021年10月29日(金)より全国で公開!
原作・監督・脚本:吉浦康裕
声の出演:土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、日野聡、大原さやか、浜田賢二、津田健次郎、咲妃みゆ、カズレーザー(メイプル超合金)
配給:松竹
©吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会