主演・田中圭×監督・堤幸彦が贈る痛快ミステリードラマ―Huluオリジナル『死神さん』の堤幸彦監督インタビュー映像が解禁された。
原作は、大倉崇裕の同名小説「死神さん」(幻冬舎文庫)。主演の田中圭が演じるのは、警視庁内にある謎の部署で、無罪判決が出た事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤堅忍。警察組織にとって掘り返されたくない事件の証拠を、徹底的に洗い直して真犯人を検挙していくため「死神」と呼ばれている。本作は、そんな儀藤が「逃げ得は許しません」という決めゼリフとともに、事件ごとに相棒を替えながら、“闇”に葬られた真相をあぶり出し、事件の全貌を180度転換していく、コロンボスタイルの痛快ミステリードラマ。
今回、『死神さん』の最終話となる第6話の配信に先駆けて、堤幸彦監督のインタビュー映像が解禁された。ドラマの見どころについて「見たことのない田中圭さんが見られるということですね。あとは、いろんな人間の味を見せてくれる相棒たちが織り成す人間ドラマの面白さかな。観て絶対に損はない作品になっていると思います」と語る堤監督。さらに「今回は久々に好き勝手やらせてもらったという印象なので、堤的遊びも多いと思います。私の作品を注意深く観ていただいている方なら、『あれ、これどっかで見たことあるな』ということが出てくるはず(笑)」と、ファン心をくすぐる堤監督ならではの“遊び”が随所に散りばめられていることも明かしている。
一風変わった儀藤のキャラクター作りに関しては「儀藤は名作中の名作『刑事コロンボ』みたいなイメージ。本心が分からず、パッと見ただけでは行動の先が読めない風貌でありたいな、と。また、人の目を真正直に見る人ではないので、喋っていることも本当か嘘かわからない。でも、ちゃんと決めポーズみたいなものがある。これまで私自身も様々な作品の中でいろんなキャラクターを作ってきましたが、今回は一度見たら忘れられないキャラクターを田中圭くんが作ってくれたと思っています。彼はこちらの意図することを瞬間的に見抜く力にも長けていて、儀藤のキャラクターも、衣装合わせの際にこちらが意図しているものを伝えたら一瞬で作り上げてくれました」と田中を絶賛。
本作の見どころのひとつでもある事件ごとに相棒が替わるスタイルについては「毎回、犯人だけでなく相棒が替わっていくのは、この作品の面白い部分ですよね。警察機構の中での冤罪は非常にシリアスな出来事で、刑事ドラマでそれを中心に扱っていくのはなかなか大変だけれど、田中圭くんやゲストの皆様が演技力で魅せるドラマに変えてくれたのは本当にありがたいこと」と語る。自身が監督を務め、明日配信となる第6話については「6話のゲストは秘密になっていますが、1話から順番に観ないと意味が伝わってこないので、6話を先に観たらダメですよ(笑)」とコメント。インタビューではこのほか、主題歌を担当した宮本浩次や、ドラマオリジナルキャラクター・南川メイを演じた前田敦子の魅力についても余すことなく語っている。
堤幸彦監督インタビュー映像(前編)
堤幸彦監督インタビュー映像(後編)
Huluオリジナル『死神さん』(全6話)は2021年9月17日(金)よりHuluで毎週金曜日に1エピソードずつ配信!
演出:堤幸彦(第1話・第2話・第6話)、藤原知之(第3話・第4話)、稲留武(第5話)
出演:田中圭、前田敦子
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